犬が『直立』するときの心理6つ 起こりうるトラブルや正しい対処法も解説

2025-11-16 16:00

犬が直立するポーズを見せるときの気持ちは、状況によりさまざまです。また犬の直立やジャンプは、トラブルに発展する可能性もあるため注意しなければなりません。今回は、犬が直立するときの心理6つから正しい対処法まで解説します。

犬が直立するときの心理6つと起こりうるトラブル

3頭の犬

犬が立ち上がるポーズを見せるときは、一体どのような気持ちなのでしょうか?ポジティブな感情だけでなく、ときにはネガティブな場合もあるようです。

また、直立ポーズは一見すると可愛らしいものですが、トラブルに発展することも少なくはありません。まずは犬が直立するときの心理6つを探り、起こりうるトラブルについてもチェックしてみてください。

1.嬉しい!楽しい!

犬は大好きな人に会ったときなど、興奮や喜びを全身で表現するために立ち上がることがあります。遊びの最中に直立ポーズを見せる場合は、「楽しくて仕方がない」という気持ちなのかもしれません。

しかし、犬にとって直立ポーズは腰や関節に負担がかかりやすい姿勢です。また、ジャンプにつながる姿勢でもあるため、興奮から目の前の人に飛びつく可能性があります。

目の前にいる子どもやお年寄りなどを転倒させてしまい、大怪我をさせてしまうなどのトラブルに発展するケースもあるため、十分に配慮しなければなりません。

2.かまってほしい、甘えたい

ジャンプする犬

飼い主さんが帰宅した際など、「早くかまってほしい!」という甘えたい感情が高まって直立する犬も多いです。目の前にいる飼い主さんに抱っこしてほしい、撫でてほしいという気持ちが直立するという行動に表れています。

ただ、普段から直立行為を許してしまうと、来客に飛びついてしまう危険があるため注意が必要です。

3.何かを要求している

近くにいる人の食べ物がほしい、一緒に遊んでほしいといった要求から犬は立ち上がることもあります。過去に直立をして成功した体験があると何度も繰り返しやすく、飛びつき行為につながる可能性が高まります。

4.もっとよく見たい

外を覗く犬

塀の向こうやテーブルの上など、高い位置にある何かをよく見たいときに犬は直立することがあります。背伸びをしても見えない状況に多く見られますが、危険なジャンプや飛びつきにつながりやすいためやめさせるべきです。

5.喜んでもらえるから

犬がたまたま直立したときに飼い主さんが笑ってくれたり、喜んでくれたりした経験から、立ち上がる癖が付くことがあります。直立ポーズが習慣化すると、将来的に関節炎やパテラ(膝蓋骨脱臼)などの病気につながるリスクを高めてしまいます。

6.助けを求めている

ケージの中で立ち上がる2匹の犬

苦手な何かが接近しているときや、慣れない子どもがリードを持ったときなど、飼い主さんに助けを求めるために立ち上がることもあります。緊張や警戒心が高まっている状態の犬に無理に触れようとすると思わず噛みついてしまう危険があるため、対応する際は注意が必要です。

犬が直立する際の正しい対処法

ご飯を待つ犬

犬が直立する行為はポジティブな感情の表れであることが多いですが、その一方で足腰への負担をかけてしまうため、できるだけやめさせるべきです。

愛犬が直立ポーズを頻繁に繰り返している場合は、以下の対処法を参考にしてみてください。

犬をかまわない

愛犬の直立ポーズは可愛らしく見えるため、思わず笑いたくなるものです。しかし、直立ポーズが習慣化したり二足歩行やジャンプを繰り返すと、身体的な負担がかかります。

そのため、犬が直立をしてもスルーをするのが最善です。直立をやめて落ち着くまでは、家族も一貫した態度を取るように努めましょう。

声を発してしまうとほめられたという勘違いにつながる危険性もあるため、無言で直立をやめさせ、ケージなどの直立ができない空間に移動させるという方法が誤解をされにくい可能性が高いです。

ケージやテーブルなど、つかまり立ちしやすい場所をなくすようにするなどの環境を整えることも効果的です。

「お座り」を教える

興奮した状況で直立やジャンプをすると、来客や他人に飛びつく可能性が出てきます。直立する癖を付けないために、興奮しやすい場面で「お座り」や「伏せ」をさせてクールダウンする習慣を付けましょう。

落ち着いたら「お座り」をさせて、できたら「いい子」と褒めるトレーニングを繰り返してみてください。直立をしてもメリットがないことを覚えさせて、「お座り」をするとよいことが起きると学習させるのがポイントです。

まとめ

犬と女性

犬の直立ポーズは可愛らしい一方で、病気のリスクを高めてしまうデメリットがあります。また、他人に飛びつくなどの迷惑行為を助長させる可能性もあるため、習慣化する前にやめさせましょう。

もし対処法を試しても改善しない場合は、ドッグトレーナーなどの専門家に適切なアドバイスを求めることをおすすめします。

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