猫との暮らしで『部屋干し』するときの注意点3つ 愛猫を苦しめている可能性も…?

2025-11-25 17:00

天気が悪い日や、花粉の季節などは洗濯物を部屋干しするのが便利です。しかし、猫を飼っているおうちでは注意が必要です。愛猫を苦しめないために、部屋干しでの注意点をご紹介します。

1.強い香りに注意

洗剤のボトルと猫

猫の嗅覚は人間の5倍ほどニオイに敏感です。私たちが「いい香りだな」と感じる洗剤や柔軟剤の香りも、猫に強い刺激になる可能性があります。特に、アロマやエッセンシャルオイルなど、香りの強いものは要注意です。強い香りは猫にストレスを与え、落ち着かなくなる原因になります。

また、強い香りは猫の健康に影響する可能性もあります。猫は、洗剤や柔軟剤に含まれる化学物質や香り成分を、体の中でうまく分解して外に出すことが苦手です。そのため、これらの成分が猫の体内にたまりやすく、健康に大きな負担をかけることがあるのです。元気に見えても体の内側で影響が出たり、吐き気や下痢などの体調不良につながったりする危険があります。さらに、香りの粒子はとても小さく、猫の体に付いて、毛づくろいで体内に取り込んでしまう危険性もあるのです。「無香料」「微香」の洗剤や柔軟剤を選ぶことや、柔軟剤を使わないという選択肢もあります。

2.換気不足に注意

窓際にいる2匹の猫

香りを抑えた洗剤を使っても、部屋を閉め切ったままだとニオイが部屋の中にたまってしまいます。さらに、洗濯物から出る湿気も問題になります。湿度が高すぎると、カビやダニが繁殖しやすくなり、猫のアレルギーや感染症の原因になることがあるのです。

猫にとって快適な湿度は、人間と同じくらいで50〜70%くらいだと言われています。洗濯物を干している部屋は、猫の脱走対策をして窓を開けるか、換気扇を回して空気を入れ替えましょう。窓を開けられない場合は、部屋の扉を開けっぱなしにして、空気の通り道を作るだけでも効果があります。除湿機やサーキュレーターなどを使うのもおすすめです。

3.危険な遊び道具に注意

ピンチハンガーにじゃれる猫の後ろ姿

部屋干しをしている洗濯物や道具は、猫にとって思わぬ事故の原因になってしまうことがあります。ハンガーで遊んでいて体が引っかかりパニックになる、物干し竿にじゃれて物干し竿ごと倒れるなど、大きなケガにつながる危険があります。さらに、干しているズボンやパーカーの紐にじゃれて誤飲すると、命に関わる大きな事故につながり、大変危険です。

できるだけ猫の手の届かない高い場所に干すように工夫しましょう。洗濯物を干す部屋と、猫が普段過ごす部屋を分けるのも有効です。

まとめ

干された洗濯ものと猫

部屋干しは便利ですが、ちょっとした工夫で、猫への負担を大きく減らすことができます。「ニオイを弱くする」「換気をする」「安全を確保する」という3つのポイントに気をつけて、心地よく過ごせるお部屋づくりをしていきましょう。

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