老犬に多い『8つの病気』シニア期に気をつけたい症状や早期発見のポイントとは?

2025-12-02 16:00

シニア期の犬に健康で過ごしてもらうには、病気のサインを見逃さないことが大切です。今回は老犬に多い8つの病気と、気をつけたい症状や早期発見のポイントについて解説します。

老犬に多い8つの病気

シニアの大型犬

まずは、老犬に多く見られる病気を8つご紹介します。早期発見につなげるため、病気の症状をそれぞれチェックしてみてください。

1.認知症

犬の「認知症(認知機能不全症候群)」は、脳の神経細胞の減少や萎縮などにより起こる病気です。老犬に多く見られる脳の病気で、徘徊や夜鳴き、昼夜逆転といった症状が見られます。

残念ながら完治させる治療法はないため、飼い主にできることは早期発見と進行を遅らせるための適切なサポートです。

2.白内障

目薬をさす犬

「白内障」もまた、老犬に多く見られる病気です。白内障になると目の水晶体が白く濁り、視力が低下します。

注意したいのが、糖尿病を患う犬も白内障を発症しやすく、遺伝的な要因により若い年齢の犬も発症する可能性がある点です。

これ以外にも、事故やケガなどによる外傷が原因で発症することもあり、症状が進行すると視力低下による行動に異変が見られます。

3.歯周病

シニア期を迎えた犬は、長年蓄積された歯石や歯垢による「歯周病」の発症に注意しなければなりません。口腔内の細菌感染により口臭や歯のぐらつきといった症状が見られ、重症になるとあごの骨が溶けることもあります。

若いうちからの予防はもちろん、老犬になったら毎日の口腔ケアを徹底しましょう。

4.糖尿病

トイ・プードル

加齢に伴い、犬も人間と同様に「糖尿病」のリスクが上がります。主な原因は、運動量の低下による肥満、ホルモンバランスの変化です。

多飲多尿といった症状が見られ、食欲はあるのになぜか痩せてしまう場合は注意しなければなりません。

5.腎臓病

「腎臓病(慢性腎臓病)」も、老犬がなりやすい病気のひとつです。加齢により腎臓機能が低下すると、多飲多尿などの症状が見られます。

腎臓病は完治が難しいため、早期発見と食事の見直しによるサポートが求められます。

6.心臓病

獣医師と犬

老犬に見られる「心臓病」は、加齢による弁の変性が主な原因です。弁がうまく閉じなくなる「僧帽弁閉鎖不全症」になると、心不全へと進行します。

また、小型犬は遺伝的に「僧帽弁閉鎖不全症」に、大型犬は「拡張型心筋症」になりやすい傾向があります。

7.変形性脊椎症

「変形性脊椎症」は、脊椎に異常が見られる病気です。加齢による変性が主な原因で、動作がぎこちなくなる、背中に痛みを感じやすいといった症状が見られます。

若いころからの激しい運動や肥満なども原因につながるため、適切な運動と体重管理を行いましょう。床に滑り止めマットを敷いて、ソファにスロープなどを設置して、日常的な負担を減らすことも大切です。

8.がん(腫瘍)

老犬になると、免疫機能の低下や蓄積された遺伝子の異常が元になり「がん(腫瘍)」になるリスクが高まります。早期発見が病気の進行に大きく左右するため、気にかける飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし、しこりやできものといった目に見える症状以外は、なかなか気づきにくい病気でもあります。そのため、小さな病気のサインを見逃さないために飼い主ができることは何かを、見直す必要があるでしょう。

シニア期に気をつけたい症状や早期発見のポイント

ゴールデンレトリバー

シニア期を迎えた犬は、加齢に伴う様々な病気のリスクが高まります。愛犬の健康を守るためには、病気の早期発見が重要です。そこで、飼い主ができることを以下にまとめました。

1年に2回以上健康診断を行う

愛犬が7歳以上になったら、1年に2回以上を目安に健康診断を行いましょう。動物病院での定期検査により、目に見えない病気の発見に至ることがあります。

見た目は元気だとしても免疫力は低下しているため、ぜひ健康診断をルーティンのひとつに加えてみてください。また、年齢に見合う運動量や食事内容を相談することもおすすめします。

ボディチェックを欠かさない

パグ

毎日ボディチェックを重ねると、愛犬の異常にいち早く気づきやすくなります。ブラッシングやマッサージを行うついでに、被毛や皮膚の異常、しこり、腫れなどがないかチェックしましょう。

小さなサインを見逃さない

多飲多尿、体重の増減、食欲低下、動作の異変といった小さなサインからあらゆる病気の発見に至ることが多いです。「歩き方が変」「抱っこすると痛がる」といったちょっとした気づきが見られたら自己判断をせず、念の為に獣医師に相談する習慣をつけましょう。

観察・記録する

食事量、排泄状況、体重、口臭の変化、生活リズムの乱れなどを観察・記録しておくことが大切です。寝ている時の1分間の呼吸数をチェックしておくと、心臓病や肺水腫の可能性にいち早く気づけることもあります。

小さな異変をメモに残し、気になる場合は写真や動画に撮っておくと獣医師に説明する際に役立ちます。

まとめ

ミニチュアダックスフンド

犬も人間と同様に、加齢により病気のリスクが上がります。飼い主による健康チェックが、重大な病気の早期発見に至ることも少なくはありません。

愛犬がシニア期を迎えたら、毎日の健康チェックをより重視していきましょう。今後迎える老後生活に向けて、食事や生活環境を変える機会もぜひ設けてみてください。

関連記事

犬は再会を毎回喜んでくれている!きちんと触れて応えてあげよう
犬が空腹(お腹がすいている)のときによく見せる5つのサイン
犬の鳴き声がもつ意味とは?犬の気持ちを理解してしつけや騒音対策に生かそう
入院から帰ってきた赤ちゃんの女の子→犬が寄り添い続けて…素敵すぎる『2年後の光景』に13万再生の反響「心が温まった」「幸せいっぱい」
愛犬を長生きさせる10の秘訣!

  1. イラン 一時停戦でのホルムズ海峡再開“受け入れない” 停戦案に否定的か
  2. 佐藤副長官「中東情勢緊迫化の今がまさに正念場」官公需にエネルギー高騰を反映し価格転嫁で中小企業の賃上げへ
  3. 【 泉里香 】プラダの〝紫色ワンピース姿〟披露にフォロワー賛美「女神様にしか見えません」「美人すぎ」
  4. 高市総理「ナフサ在庫は半年以上」 ただ価格高騰は避けられず…現場に供給不安「作れば作るほど赤字」 中東情勢悪化によるプラ原料高騰で
  5. 京都小6男児不明「もっと早くに連絡出来なかったのか疑問が」きょう保護者説明会へ 行方不明から2週間…通学かばん発見以降手がかり無く
  6. 天皇皇后両陛下 愛子さまを伴い被災地・福島を訪問 東日本大震災から15年 原発事故の爪痕と向き合う 初めて福島第一原発のある双葉町へ
  7. “海峡を開けろ、ろくでなしどもめ”…トランプ氏「7日までにホルムズ海峡開放」求め攻撃の警告 イランで撃墜のアメリカ軍兵士救出は成功
  8. 不動産会社社長ら男性9人を不起訴 東京地検立川支部 高齢者にうそを言って不動産を購入させて金をだまし取った疑いで警視庁が逮捕
  9. 高市総理「その手は桑名の焼き蛤」中東情勢受けた補正予算検討を否定
  10. 【 中川翔子 】 「フリフリしながらお茶碗ガブガブ」 ハーフバースデーの 離乳食プレートを公開 「ミルクより食べるのが圧倒的に好きみたい」
  1. 新名神6人死亡事故 身元判明 静岡県の家族5人と埼玉県の男性 三重県警
  2. 沖縄・辺野古沖の船転覆事故 死亡した高校生の父親が投稿サイトに心境「明るく、優しく、聡明な子でした」
  3. 東武スカイツリーライン一部区間で運転見合わせ 人身事故のため
  4. 日本関連船舶3隻目がホルムズ海峡を通過 商船三井関連のLPGタンカー
  5. 建築会社で働くダウン症の女性がモデルの絵本「さきさんのちりとんぼ」
  6. 【 辻希美 】 第5子・夢空ちゃん連れ 7人で「初の家族旅行」へ 「箱根…ハマりそう」「またいきたいです」 夫・杉浦太陽プロデュース 箱根2泊3日を満喫
  7. 【 元乃木坂46・新内眞衣 】 乃木坂46・OGの松村沙友理に 〝母の目線で見に来て〟 手塚治虫作品でロボットと舞台共演
  8. 【 佐藤藍子 】〝フサフサモフモフの家族〟とお花見を満喫 「少しでも過ごしやすい季節が長いといいなぁ」
  9. 【 EXILE・TETSUYA 】 〝海外進出が夢〟 プロデュースするコーヒー店11年目に NESMITHやAKIRA、GENERATIONSらも 〝ここに立ち寄るのが習慣〟
  10. 【 望月理恵 】 「一日警察署長を務めさせて頂きました!」 オフショットにファン反響 「美人すぎる警察署長さん」「美脚すぎる」
  11. 【衝突の瞬間映像】走行中のトレーラーから荷台が外れ…住宅に突っ込む 窓枠突き破り天井は一部崩落 “緩やかなカーブ”で何が? 群馬・みどり市
  12. 神奈川県警が「春の全国交通安全運動」出発式を開催 今村本部長が訓示「子どもたちを交通事故から全力で守らなければならない」