窃盗事件も相次いだ函館市の繁華街火災 “火事場泥棒”書店でマンガ11冊盗む、取材のテレビカメラ持ち去られる

きのう、北海道函館市の繁華街で起きた火事は、けさ、鎮火しましたが、そのさなか、窃盗事件も相次ぎました。

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きのう午後3時前、函館市本町の不動産会社などが入るビルから火が出て、隣のビルにも燃え移りました。

消火活動は夜通し続き、きょう午前8時すぎにようやく鎮火しました。

記者
「火はおよそ17時間後に消し止められましたが、火元とみられるビルは大きく崩落し、焼け焦げています」

この火事によるけが人はいません。

警察と消防が実況見分を行い、出火原因を調べています。

一方、火事で繁華街が騒然となったきのう午後3時半ごろ、現場近くのデパートの書店からマンガ11冊を盗んだ疑いで36歳の無職の女が逮捕されました。

女は陳列してあったマンガをバッグに隠して退店。犯行を見ていた店の関係者が警察に通報しました。

調べに対し、女は「会計するのを忘れていた」と容疑を否認しています。

また、現場で取材をしていたUHB北海道文化放送のテレビカメラが何者かに持ち去られました。UHBは被害届を出し、警察が窃盗事件として捜査しています。