猫の『天敵』となっている動物4選 注意すべき理由や遭遇させないための対策
猫にも「天敵」と呼べる動物は存在します。天敵との接触は、猫にとってケガやストレス、さらには命の危険につながることも少なくありません。今回は猫にとっての天敵とはどのような動物かわかりやすく解説します。
1.カラス

猫の天敵として、まず挙げられるのが「カラス」。私たち人間の身近にいる鳥類のひとつです。カラスは賢く知能が高い鳥。必要に応じて攻撃することもあるため、猫にとって思わぬ脅威となることがあります。
特に子猫や小柄な猫は、襲われがち。カラスは鋭いくちばしや鋭い爪を使うため、猫に怪我をさせる可能性もあります。屋外で猫を遊ばせる場合は、カラスの多い時間帯や場所を避ける工夫が大切です。
2.ヘビ

続いて挙げられるのが「ヘビ」。人間にとっても脅威となりうる爬虫類です。ヘビは種類によっては非常に危険な存在。特にマムシやヤマカガシなど毒蛇の場合、咬まれることで命に関わる懸念もあります。
猫は好奇心旺盛な性格の個体が多いため、ヘビに近づいてしまいがち。結果として、思わぬ事故につながることもあります。
3.タヌキ

実はタヌキも猫にとっては天敵のひとつです。というのも、タヌキは野生動物であるため、病原菌や寄生虫を媒介するリスクがあります。
基本的にタヌキは臆病な性格であることが多いため。猫を襲うケースはあまりないとされています。ただし、必ずではありません。状況によっては襲われ、猫側がケガを負う可能性もあるでしょう。猫の安全のためには、屋内で過ごさせることが最も安心です。
4.人間

意外に思うかもしれませんが、人間も猫にとって天敵となる場合があります。無理に触ろうとしたり、威嚇や恐怖を与える行為は猫にとって大きなストレス。さらに、心無い人間による虐待や事故のリスクもゼロではありません。猫が安心して生活できる環境を守るためには、人間という存在に対しても配慮が必要です。
天敵に遭遇させないための対策

猫を天敵から守るためには、まず「外敵に遭遇させない環境づくり」が何よりも重要。例えば、完全室内飼育は最も確実な対策であり、外敵と接触するリスクを大幅に減らすことができます。窓やベランダには猫が飛び出さないようにネットや窓柵などを設置し、玄関の開閉時は猫がすり抜けないよう注意するだけでも、事故の可能性は大きく下がります。
一時的に庭やベランダに出す場合は、天敵が猫に近寄らないよう見守り続けることが大切です。ヘビが潜みやすい草むらを作らないよう定期的に手入れを行うことも効果的。また、夜間はタヌキなどの野生動物が活動しやすいため、猫を外に出さないよう時間帯を決めて管理することも有効です。
まとめ

猫にとっての天敵は、野生動物だけでなく、人間も該当します。猫を安全に守るためには、天敵の存在を理解し、遭遇させない工夫や生活環境の整備が欠かせません。日常のちょっとした注意で、猫が安心して暮らせる環境を作ることができるのです。
今回の記事を参考に、猫が天敵に遭遇しないよう環境を整えてあげてください。
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