成長した“ポカリ母娘”が冬の乾きを潤す! 10年続く絆が紡ぐ最新CMの温かなメッセージ

乾燥した空気が肌をくすぐり、街全体が白い息を吐きながら動き出す冬。そんな季節にふと恋しくなるのは、温もりと、少しの安心感だ。ポカリスエットが新たに届ける「ポカリ、のまなきゃ。」シリーズ第24弾は、まさにその気持ちに寄り添う作品である。舞台となったのは「冬のフリーマーケット」。寒さを吹き飛ばすような笑顔で並んで立つのは、10年間にわたり母娘役を演じ続ける吉田羊と鈴木梨央。第1弾から積み重ねてきた時間を思い返せば、かつては吉田の隣で小さく見上げていた鈴木が、今は肩を並べる存在になった。まるで本当の家族のような距離感が、ひとつの続いてきた物語の尊さを感じさせてくれる。
さらに耳を惹きつけるのが、シリーズスタート時に起用された斉藤和義の名曲「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」。そのカバーを、母娘のハーモニーとして聴けるという胸の高鳴り。懐かしさとともに、変わらない関係が続いてきたことを実感させてくれる。カラカラに乾いた冬の空気に、うるおいをもたらすような優しいメッセージ。新CMは、そんな冬の日常を少し前向きに変えてくれる存在である。
10年越しの笑顔が帰ってきた“冬のうるおい”の物語

大塚製薬は、健康飲料「ポカリスエット」の新CM「冬は洋服も本も」篇、「好きな人ができたら」篇を12月6日から全国で放映開始する。出演は吉田羊、鈴木梨央というおなじみの組み合わせ。乾燥が厳しい冬に、水分とイオン補給の大切さを伝えてきたシリーズが、今回は“母娘のユーモラスな日常”を切り取ってくれる。見ている側も気負わずに笑顔になれる、生活に寄り添う作品である。
冬のリアルフリマが舞台、心までうるおす会話劇

冬のフリーマーケットという設定は、単に季節感を出すためだけではない。手放すものと、手元に残すもの。その選択が、2人の軽やかな会話の中で描かれていく。着なくなった洋服や、昔読んでいた本を並べる。フリマの空気感がそのまま画面に広がる。そして母は、娘に“好きな人”についてさりげなく探りを入れる。娘は「いないよ」と淡々と返すが、その可愛らしいやりとりが、母の安堵と少しの残念さを清々しく浮かび上がらせる。乾燥しがちな心まで、うるおいを届けるシーンである。
ポカリスエットCM|「冬は洋服も本も」篇15秒
https://youtu.be/3QYtNx_d0wY?si=iI_mOIPQHjLS7-MN
ポカリスエットCM|「好きな人ができたら」篇15秒
https://youtu.be/XGAgrcnKvDA?si=8jFPpqDuIN3vIRc7
あの名曲がカムバック! 特別カバーのハーモニー
CMソングには、2015年放映の第1弾で使用された「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」を10年越しに起用。今回は、吉田と鈴木の特別なカバーとして生まれ変わった。シリーズ開始当時には、吉田を見上げていた鈴木も、今は対等な目線の相棒となった。2人の成長の歴史が、そのままハーモニーに乗って響く。さわやかなリズムと、不安を吹き飛ばしてしまうような前向きな歌詞が、まさにこのCMの姿勢を象徴している。
ポカリスエット web movie|ポカリ母娘の「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」
https://youtu.be/dq-QD2RAXjw?si=8UGOE9a8byJl8tT4
たわいない会話に宿る“親子力”
新CMのインタビューでは、吉田羊と鈴木梨央が10年間の共演で育んだ自然な関係性が垣間見えた。母娘役という枠を超え、互いを尊重し合う信頼感が、言葉の端々に感じられるのである。
鈴木は運転免許を取得したと報告し、友人と千葉県の勝浦までドライブしたエピソードを披露。吉田はその成長を喜びながらも、「どんな車が欲しいの?」と問いかけ、鈴木が「大きいボックスカーみたいなのが好き」と答える様子に、頼もしさを感じていた。少女から自立した一人の大人へと変化した姿を、近くで見守り続けてきたからこそ生まれるまなざしである。またフリーマーケットの話題になると、2人の息の合った会話が軽やかに弾む。フリマ未経験の鈴木に対し、吉田は「昔すごいよくやってました」と楽しげに語り、出品する洋服への思い入れを明かす。その話を聞いた鈴木が「めちゃめちゃ行きたい!」と声を弾ませたシーンは、スクリーンの親子さながらの温もりを感じさせる。極めつけは、吉田が唐突に仕掛けた“ピザ10回ゲーム”。膝を指してひっかけようとするも、鈴木は見事に「膝!」と即答。悔しがる吉田に即座にツッコミを入れるなど、長年の信頼があるから成り立つテンポの良さが目を惹いた。
スクリーンの中だけでなく現実でも重ねてきた時間が、2人を本当の母娘のように結びつけてきた。そんな関係性が、新CM全体に柔らかな空気をもたらしているのである。
ポカリは冬こそうるおいの相棒

ポカリスエットは、「汗の飲料」として開発され、水分とイオンを素早く補給できる飲料。発汗はスポーツ時だけで起こるのではない。仕事中、入浴後、寝起きなど、冬の日常にも体は水分を失っている。そのケアとして、ポカリが身近な役割を果たしてくれる。また「イオンウォーター」は、よりスッキリとした後味で、日常シーンの水分・電解質補給に最適。乾燥した季節の体調管理に頼もしい味方だ。
ポカリスエット ブランドサイト:https://pocarisweat.jp/
変わったことと、変わらないもの
このシリーズを10年間追ってきた人は、2人の姿の変化に思わず胸が熱くなるだろう。少女から、ひとりの大人へ。だがその間ずっと、隣には変わらない笑顔があった。乾いた日本の冬にうるおいを届けるというテーマは、これまでも今も変わらない。些細な言葉のやり取りの中に、安心感と前向きな気持ちを運んでくれる。新CMは、積み重ねた月日への祝福であり、これからも続いていく物語の力強い一歩なのである。