【 奥菜恵 】 「自分の感情を押し殺して生きていた」 10代でもがき苦しんだデビュー当時を語る

俳優の奥菜恵さんがスペシャルゲストとして心理カウンセラー・中島輝の最新刊『愛をつくる技術』の出版記念トークイベントに登壇。芸能活動を始めた当時の心境を語りました。
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新刊『愛をつくる技術』は、心理学・哲学・脳科学、そして著者自身の体験をもとに、人が誰かを愛し、誰かに愛され、自分自身を大切にしていくための「愛の技術」をまとめた一冊です。
12歳で芸能界デビューをした奥菜さん。当時について、‟中学生の頃から大人に囲まれた世界に飛び込んでいろんな意味でもがきながら必死にがむしゃらに生きていく中で何が正しいのか。本を読み漁るようにもがきながら過ごしてきた10代もだった」と赤裸々に吐露。
イベントでは複数のトークテーマが設定されており、「相手に合わせすぎるのは愛なのか?」についてトークする場面も。奥菜さんは‟‟尽くすことで愛と感じて、満足感を感じてしまって苦しくなってしまう時期もあった”と告白すると、現在は「相手との距離感も大事にしている」と明かしました。
自身の考えが変わったきっかけには、一番苦しかった10代の経験が影響しているそうで、奥菜さんは‟自分自身が何者なのかもわからないくらいに自分の感情を押し殺して生きていた時代があって。当時は一生懸命でよかったんですけど、だんだん合わせすぎて自分自身が崩壊してしまった。その経験があって初めて違ったんだなっていう気づきを与えてもらって、その積み重ねで今がある”と前向きに語りました。
また、現在高校生と中学生のママでもある奥菜さん。家族とのコミュニケーションで大切にしていることを聞かれると、‟小さい頃は常に一緒に行動していたけど、今は愛の形が変わってきて、「信じて、尊重して信じて待つ」ことをしています”とにっこり。続けて、‟子どもも一人の人間なので、意志を尊重してあげたいので、見守りのスタンスは小さい頃から続けている。一緒に泣いたり笑ったりできる存在でありたいし、辛いとき苦しい時に寄り添えるのもそうだけど、それ以上に大笑いするような楽しみを見つけて一緒に遊ぶ時間を大切にしてきた”と奥菜さん流の子どもとの向き合い方について語りました。
【担当:芸能情報ステーション】