JOC橋本聖子会長、アジア大会へ「社会インパクトの最大化を」迫る冬季五輪へも“全力サポート”
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-12-24 13:01

2026年に開催される2つの国際総合競技大会であるミラノ・コルティナオリンピック™と愛知・名古屋アジア大会。日本オリンピック委員会(JOC)は23日、定例記者会見を開き、目前に迫る冬季五輪と、自国開催のアジア大会へ向けた準備状況を説明した。
橋本聖子会長は2月に開幕するミラノ・コルティナ五輪について「約1か月後には始まるが、JOCとしてはアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように情報・医科学を中心にサポート体制の構築に全力を挙げている」と説明。一方、来年9月に開幕するアジア大会については「競技力と社会インパクトの最大化を目指していく。全力で取り組む所存」と32年ぶりの自国開催へ向け強い決意を述べた。
同席した太田雄貴専務理事はアジア大会について「強化面に関しては、井上康生強化本部長のもと、各国内競技連盟と一つ一つ丁寧に対話しながら、できる限り素晴らしい選手たちの派遣をお願いしていて、実際に出場のめども経ってきていると理解している」と説明。「JOCとして約束したいのは可能な限り良い選手を派遣し、より日本選手団に素晴らしい環境を提供し、国際交流をするということ。できる限りアジア大会の機運醸成に貢献していきたい。この部分に強くコミットメントしていきたい」と語った。
また、会見後には日本オリンピックミュージアムで始まったミラノ・コルティナ五輪の企画展の関係者内覧会が行われた。橋本会長は「オリンピック・パラリンピックで実際に使われたものを展示している。ミュージアムに来られた皆様が、身近にスポーツを感じ、子供たちが自分もやってみたいと、夢を届けることを頑張ってやっていきたい。JOCとしてはより素晴らしいアスリートの活躍を支えていきたい」とコメントした。