五輪2大会連続銀メダルの高木美帆、女子1500mも優勝し大会2冠達成 ！ 【スピードスケート全日本選手権】

■スピードスケート全日本選手権最終日（28日、長野・エムウェーブ）

【競技日程一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪　開会式は2月6日にミラノで開催

ミラノ・コルティナオリンピックの代表選考会を兼ねたスピードスケートの全日本選手権最終日。女子1500mに五輪2大会連続銀メダルの髙木美帆（31、TOKIOインカラミ）が出場し、1分55秒12で優勝した。髙木は2位の選手に1秒以上の差をつける滑りを見せて、前日の1000mと合わせて大会2冠を達成した。

髙木は11月のワールドカップ（W杯）第2戦の女子1500mで2位に入ると、12月13日の第4戦女子1500mで今季初優勝し、同種目のミラノ・コルティナ冬季五輪代表を確実とした。さらに14日の第4戦2日目でも女子1000mで優勝し、1500mと合わせて大会二冠を達成、2種目での日本代表入りを確実なものとした。また26日に行われた今大会女子500mでも2位に入り、同種目でも代表入りに大きく前進。27日の女子1000mでは優勝した。

■髙木美帆（たかぎ　みほ）
1994年5月22日生まれ、北海道中川郡幕別町出身
2010年バンクーバー五輪：初出場
2018年平昌五輪：女子団体パシュート金メダル、1500m銀メダル、1000m銅メダル
2022年北京五輪：女子団体パシュート銀メダル、1500m銀メダル、1000m金メダル、500m銀メダル