Pole Star Global社、Maritime Transparency Indexを発表 ― 25年にわたる海事インテリジェンスを船舶および航海リスクの即時判定へ導入

2026-01-06 20:00

ロンドン, 2026年1月6日 /PRNewswire/ -- 海事インテリジェンスおよび規制遵守ソリューションの分野で世界をリードするPole Star Globalは本日、Maritime Transparency Index(MTI)の運用開始を発表しました。MTIは、機械学習を活用したリスク・スコアリング・システムです。複雑化しがちな海事コンプライアンスで、より明確なリスク判断を可能にします。

MTIは、船舶、航海、ならびに関連当事者を対象に、0(Hard Dark)から5(Transparent)までの透明性スコアを付与します。船舶の履歴や所有構造、行動上の異常といった複雑な情報を信用格付け型の評価に整理し、組織のコンプライアンス・チームや港湾当局、船主が迅速に活用できる形で提示します。

海事リスクにおけるクレジット格付け

MTIは、金融のクレジット格付けにならい、0~5のスコアリングによって直感的なリスク評価を提供します。この評価は、コンプライアンス・チームや財務チームがすぐに把握できる形で示されます。同社の機械学習アルゴリズムは、四半期ごとに4万隻以上の船舶を分析します。これは、稼働中の商船船隊の約80%を占める数です。このアルゴリズムは、船舶の行動、所有パターン、運航履歴といった複雑な情報を、単一の実用的なインテリジェンス層へと統合します。

MTIの包括的なスコアリング・モデルでは、3つの異なる透明性の柱に基づいて海事リスクを評価します。

船舶スコア(Vessel Score)—船齢や所有構造の変遷、船籍変更、制裁履歴、港湾拘留、不備の記録といった、履歴および構造面のリスク指標を評価します。運航履歴が不透明、あるいは高いリスクを伴う船舶を特定します。

船舶位置(Vessel Position)— AISなどの船舶位置データを統合的に活用し、位置情報の報告の空白やスプーフィング活動を分析します。これらの事象の件数や総欠測時間、スプーフィング回数など、航行中の船舶行動を把握するために不可欠な行動指標を評価します。

航海スコア(Voyage Score)—寄港の傾向や港湾滞在時間、船舶間移送、低速航行、不明瞭な遅延、地理的リスクへの関与といった行動異常を評価します。航行の過程で発生する不審な活動を把握するために不可欠なデータです。

機械学習アルゴリズムは、船籍変更(フラッグ・ホッピング)、AIS操作、ダーク・ベッセル(位置情報を隠しながらの)活動、所有権の変更、誤認を招く可能性のある海運行為を自動検知し、船舶や行動の変化に応じたタイムリーな情報を提供します。

複数の用途への対応

旗国の当局はMTIを用い、リスクの高い船舶を特定することで、登録監督における検査の優先度を効率的に判断します。MTIのスコアにより、データ主導の対応戦略を策定でき、国際的なコンプライアンス基準に対する登録機関のコミットメントを明確に示すことができます。

ポート・ステート・コントロール担当官は、透明性スコアが低い船舶に重点を置いて検査を実施します。入港前のリスク評価により、港湾の混雑を緩和しながら、規制不遵守の船舶や制裁対象活動の発見率を向上させます。

制裁コンプライアンス担当チームは、透明性スコアを制裁スクリーニングに重ね合わせ、より高度なデュー・デリジェンスを実現します。MTIスコアが低い場合、所有構造、航行パターン、関連当事者との関係性について、より詳細な調査が実施されます。

海運会社—実質的所有者、船舶運航者、管理会社—は、高いMTIスコアにより、チャーター条件の向上や保険料の削減、港湾遅延の抑制を実現し、透明性が重視される市場で船隊の競争優位性を高めます。

経営陣コメント

Pole Star Globalの最高データ&アナリティクス責任者であるSaleem Khan氏は次のようにコメントしています。

「Maritime Transparency Indexは、業界における船舶リスク評価の考え方を根本的に変えます。25年分の海事インテリジェンスの知見に、機械学習および高度な分析技術を融合させ、強力ながら直感的に利用できるツールを私たちは開発しました。MTIは、海事業務にクレジット格付け型のスコアリングを適用し、複雑なデータ・パターンを明確で行動につなげやすいスコアへと変換します。これにより、コンプライアンス担当チーム、旗国の当局、船主が、透明性について共通の言語で議論および判断できるようになります。従来は数時間かかっていた分析を数秒で行えるようになり、顧客はより十分な情報に基づく意思決定を迅速に下すとともに、制裁対象の船舶や、誤認を招く可能性のある海運行為への関与リスクを低減できます。」

Pole Star Globalについて

1998年に設立されたPole Star Globalは、海事インテリジェンスおよび規制対応テクノロジー・ソリューションをリードするプロバイダーであり、海上における安全性、セキュリティ、コンプライアンスについて政府機関、船主、金融機関を支援しています。Pole Starの製品は、船舶モニタリング、制裁スクリーニング、AI主導の分析、データ・サービスを提供しており、世界中の1,200を超える組織で活用されています。ロンドンに本部を置くPole Starは、米国、ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸で事業を展開しています。www.polestarglobal.comをご覧ください。

ロゴ-https://mma.prnasia.com/media2/2748770/5701971/Pole_Star_Global_Logo.jpg?p=medium600

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