W機能で“太りにくい体づくり”を提案!江崎グリコの新商品『BifiXヨーグルトα』発表会レポート
江崎グリコは16日(金)、都内で『BifiXヨーグルトα』の新商品発表会を開催した。
本商品は、「安静時のエネルギー消費の向上」と「体脂肪の低減」という2つの機能を併せ持つ、日本初の機能性表示食品ヨーグルトとして登場する。
発表会では、同社の乳業事業戦略から、11年の歳月をかけた研究成果、さらに腸内細菌研究の第一人者を交えた「短鎖脂肪酸」の可能性までが語られ、同社が掲げる“腸から始める健康戦略”の全貌が明かされた。

冒頭、乳業事業部長の大髙寛氏が登壇。グリコグループのパーパス「すこやかな毎日、ゆたかな人生」に触れ、同社の乳業事業の歴史を振り返った。
創業者・江崎利一が掲げた「予防こそ治療にまさる」という信念は、1922年の栄養菓子「グリコ」に始まり、1952年の乳業事業立ち上げへと引き継がれた。

大髙氏は、「今回の『BifiXヨーグルトα』は、この100年続く創業理念を現代の肥満課題に対して具現化した、まさに事業のありたい姿を体現する商品である」と自信を見せた。

続いてマーケティング部の桑田知佳氏が、開発の背景にある社会課題を解説。人生100年時代において健康寿命を延ばすためには、あらゆる生活習慣病の起点となる「肥満」の解消、いわゆる「メタボリックドミノ」を食い止めることが不可欠だ。
しかし、生活者調査では「食べることは楽しみたい」「ストイックな運動は続かない」といった本音が浮き彫りになったという。そこで同社が着目したのが、1日の総エネルギー消費の約6割を占める「安静時のエネルギー消費」だ。
「日本人の平日の座位時間は世界20カ国中で最も長く、1日平均約7時間にも及ぶ」という調査データを示し、デスクワークやくつろいでいる時間など、動いていない時の“見えない代謝”を高めるという、現代人のライフスタイルに即した新しいアプローチを提示した。

商品の核となるメカニズムについては、商品開発部の馬場悠平氏が解説。本商品には、グリコ独自のビフィズス菌「BifiX(GCL2505株)」100億個と、そのエサとなる水溶性食物繊維「イヌリン」5gが配合されている。
最大の特徴は、この両者を同時に摂取する「シンバイオティクス」により、腸内で代謝物質「短鎖脂肪酸」を効率よく産生する点にある。馬場氏は臨床試験の結果を引用し、4週間の継続摂取で安静時のエネルギー消費量が1日あたり約84〜101kcal向上したと説明。これは「バナナ1本分(約84kcal)以上」の消費量に相当し、歩数に換算すると「約1800〜3300歩(約18〜33分の散歩)」に匹敵するインパクトだという。
また、12週間の継続摂取により腹部内臓脂肪面積および体脂肪面積が有意に低減することも確認されており、まさに過去についた脂肪と、未来につく脂肪の双方にアプローチするダブルの効果が証明された。

特別講演には、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣氏が登壇した。福田氏は、腸内細菌が生み出す短鎖脂肪酸が、脂肪細胞に働きかけて脂肪の蓄積をブロックしたり、食欲を抑制するホルモンの分泌を促したりする最新のメカニズムを紹介。
「自分の腸内に短鎖脂肪酸を生み出す“工場”をつくることが、現代の肥満対策において極めて重要」と語り、エビデンスに基づいた製品として「BifiXヨーグルトα」を高く評価した。また、本商品は福田氏が代表理事を務める「短鎖脂肪酸普及協会」の認定(短鎖マーク)も受けており、第三者機関からもその機能性が裏付けられている。

毎日おいしく、無理なく続けてもらうため、同社は味と食感にも徹底的にこだわった。熱を加えすぎない製法で乳本来の風味を活かし、原材料名から添加物を表す「/(スラッシュ)」を排除したシンプルな配合を実現している。
「/」の排除は、食品表示基準上で記載すべき食品添加物が含まれていないことを指す。
「BifiXヨーグルトα」は、ドリンクタイプ3種、個食カップタイプ2種の計5品で展開。1月27日から「やさしい甘さ・低脂肪(ドリンク)」をEC先行発売し、3月2日から全国のスーパー、コンビニなどで一斉発売される。
日常の何気ない「安静時」を健康への投資時間に変える。BifiXヨーグルトαは、機能性ヨーグルト市場に「脂肪対策」という新たなスタンダードを築きそうだ。
■公式サイト:https://shop.glico.com/pages/bifix