「キャティオ」がストレスを軽減し、幸せな猫にしてくれる 米国で建設がブームに

2026-01-23 06:00

米国で「キャティオ」(猫用の囲い)が人気になっています。種類や価格はさまざまですが、愛猫に安全な環境で自由な移動を享受してもらいたい飼い主にとって、出費はさほど問題ではないようです。

猫が元気になる「キャティオ」

キャティオでくつろぐ猫たち

画像はイメージです

米国デンバーに住むSalli Squires Cookさんが初めて保護猫Bubbyを自宅に迎えたとき、「この猫には今まで知らなかった、ぜいたくな暮らしをさせてあげたい」と考えました。

そこで彼女は、2019年にコロラド州に本社のある会社Cat Topiaに連絡しました。「昼間は猫たちが自由に動き回れる一方で、夜間は猫を安全に守れるようなケージが欲しい」と伝え、「キャティオ」(猫用の囲い)が実現したのです。

自宅ガレージからアクセスできる長方形の囲いには防護フェンスがほどこされ、Bubbyが走り回れる通路と階段があります。費用は2000ドル(約31万円)でした。やがて2匹目の猫を飼い始めるころには、5000ドル(約77万円)をかけてこのキャティオを倍の大きさに拡張することを決めました。

「新しいキャティオには、上り下りが苦手なメス猫のためにスロープが必要でした」と彼女。現在は4匹の猫(Mariah 13歳、Bubby9歳、Lewis5歳、Proxi 1歳)を飼っています。

「猫たちが鳥やリスなどを見ることができるように、中庭の木々の間に橋をかけました。安全のために頑丈で厚いフェンスを張り、雨風を遮断する丈夫な屋根と掃除のために中に入れる人間用のドアもついています。雨風に強い木材を使い、囲いの中に『隠れることができる場所』も用意しました」と彼女。

「猫たちはここで日光浴をしながらビタミンDを摂取できます。新鮮な空気を吸い、鳥やリスを観察することで狩猟本能を研ぎ澄まし、より元気にもなります。しかも野生動物に害を与えることはないのです。うちの2匹の猫は以前は外飼いだったのですが、囲いのおかげで室内飼いへの移行がとてもスムーズでした」

コロナ禍で増えたペット飼育

キャティオで日向ぼっこをする猫

画像はイメージです

American Pet Products Association(全米ぺット製品協会)の2025年版「犬と猫に関する報告書」によると、全米で2024年に猫の飼育数が前年比23%も増加し、約4900万世帯が少なくとも1匹の猫を飼っているほどの人気になっています。

ASPCA(全米動物虐待防止協会)の調査によると、コロナ禍でペットの飼育者数は全体的に急増し、2300万人以上の米国人がこの期間にペットを飼いました。しかしペットの世話は決して簡単ではありません。獣医での診察や投薬、食事、ペット保険など、平均寿命10年の犬を飼うには約34550ドル(約535万円)、同16歳の猫を飼うには32170ドル(約498万円)の費用がかかります(ペットオーナーと散歩代行業者やシッターを繋ぐサイト「Rover」による)。

さらに高級キャティオに数百万円を費やす人もいるのです。Cat Topia社では最近、ニュージャージー州バーリントン郡に豪華な猫用キャティオを受注・建設しました。屋根付きの塗装済み36平方メートルの囲いと、長さ30メートルのトンネルをもち、価格は12万5000ドル(約1935万円)でした。この地域の平均住宅価格の3分の1に相当する高額です。

安全で自由に過ごせる「特別な空間」

キャティオから庭をながめる猫

画像はイメージです

しかしキャティオがすべてこれほど高価なわけではありません。同社の目標は、猫が屋外で危険にさらされることなく自由に動き回れる機会を提供することだそうです。

実はキャティオ建設は急成長しているビジネスです。
「人々はペットを家族の一員と考え、最善のものを望んでいます。室内でも長生きしますが、走り回ったり運動したりするスペースは限られています。室内猫は不安を抱えやすいので、キャティオはそうした不安を軽減し、屋外で自由に過ごせる環境を提供します。車に轢かれたり、コヨーテに食べられたりする危険なしに、猫たちが走り回って遊べる、猫のディズニーランドみたいなものなんです」と同社。

中には20年生きる猫もいます。しかし屋外に放し飼いにすると、感染症や寄生虫、けが、薬物などの中毒、捕食動物との接触といったリスクが伴うのです。

同社の以前の顧客に、婚約者と一緒にロサンゼルスからサンタバーバラに引っ越した人がいました。しかし飼い猫はストレスを感じて、1年間ずっと猫用トイレの外に排尿していたのです。でもキャティオを作ったとたん、マーキングはまったくなくなったといいます。

「キャティオを導入する前と後では、猫の生活の質が格段に変化します。室内猫は行動範囲が限られていますが、キャティオは彼らの精神的な健康に非常に大きな効果をもたらすのです」と同社は説明しています。

出典:What can $125,000 buy your cat? An entire pet palace that they’ll never stop thanking you for

関連記事

ミーミーと鳴いていた子猫→『飼い主さんを見つけた』次の瞬間……「涙が出るほど可愛い」たまらない光景が51万再生「逃げ切れる自信ないw」
『子猫たち』をケージの中に入れようとした結果…思わず笑ってしまう展開に「自由すぎるw」「コントしているみたいw」「ほっこりした」の声
新聞を読むおばあちゃん→猫が『スライディング』で登場して…笑ってしまう展開が122万再生「新聞もじゃもじゃw」「なんて平和なんだw」
会社に行こうとしたら、『子猫』が……『まさかの行動』が可愛すぎると57万再生「猫に襲われてるので休みます」「一緒に行くかw」
『やめてwww』ゲームで遊んでいたら、画面の前でネコが……想定外の行動に「じゃれつくという技」「かわいすぎるw」と1万いいねの反響

  1. 【 西川貴教・ファンクラブ公式 】 ライブ・イベント会場で迷惑行為を行う人物に警告 「ライブ、イベント等への出入り禁止および、ファンクラブの強制退会の措置を講じます」
  2. 東日本大震災から15年 サンドウィッチマンが出会った当時2歳の男の子は今…震災を経験していない世代へ“恐ろしさ伝えていきたい”
  3. 【初開催】「ミニチュアベーカリー&スイーツアートの世界展」香ばしく甘いミニチュアの世界へようこそ
  4. 緑内障啓発のための「ライトアップinグリーン運動」にパリミキホールディングスが参加!
  5. 飛ばない帽子「CATERPP SB CAP」に洗練された新色「GRAY」が登場!
  6. サングラスの新たな選択肢、「UT sunglasses」と「POWANT」がコラボレーション
  7. 【 板野友美 】 新車「レンジローバー・イヴォーク」購入 徹底した〝土禁〟&〝こだわりルーティーン〟炸裂 「我ながら、友美めんどくさw」
  8. 庄司浩平 文芸WEBサイト『HB』にて 小説「はじまりのおと」連載スタート!!
  9. 29歳の娘を水に沈め殺害した疑い 58歳の母親逮捕 娘は重度の障害があり寝たきりの状態 無理心中図ろうとしたか 千葉・茂原市
  10. 17歳で五輪銅の中井亜美、憧れの「スターは浅田真央さん」4月開催のスターズ・オン・アイスへ「自分の魅力を見て欲しい」
  1. 1月の経常収支は9416億円の黒字 12か月連続の黒字に
  2. 【速報】日経平均 一時4200円以上値下がり 5万2000円割り込む 原油先物価格の急騰で
  3. 布団の上で飼い主を待つ三毛猫→撫でてあげると…破壊力が高すぎる『愛情表現』に「もはや健康にいい」「間違いなく宇宙一かわいい」と絶賛の声
  4. ウクライナが中東にドローン対策専門家派遣へ
  5. 【 工藤静香 】 自家栽培のルッコラで作る 〝豪華カルパッチョ〟を披露 「雪にも負けず頑張って大きくなったルッコラ!大切にしていたらしっかり収穫して食べれます!」
  6. 【速報】1月の実質賃金 前年同月比1.4%増 13か月ぶりのプラスに 厚生労働省
  7. 【速報】NY原油が115ドル突破 3年9か月ぶり高値水準
  8. たった1kgの子犬が『40kg越えの超大型犬』と遊んだ結果→あまりにも愛おしい『サイズ差』が50万再生「心は大型犬w」「可愛いの渋滞」
  9. 「一瞬で瓦礫に…」震災で街が壊れるのを目にした15歳の少年が「再開発が進む東京・赤坂」でアートに込める思い
  10. 秩父鉄道の一部区間で運転見合わせ 運転再開の見込み立たず 御花畑駅-影森駅間の踏切内事故の影響
  11. 「殺傷能力ある爆発物だった」NY市長公邸近くに投げ込まれる 2人を拘束 テロの疑いで捜査
  12. 【 浜崎あゆみ 】 全国ツアーのリハーサル風景を公開 「濃ゆすぎるスタートでした!」 ファン反響 「リハ風景だけでも絵になる!」