MBZUAI、K2 Think V2を発表:UAE初の完全主権型・次世代推論システム

2026-01-28 03:00

アラブ首長国連邦・アブダビ, 2026年1月28日 /PRNewswire/ --G42、Cerebras Systems、およびモハメド・ビン・ザーイド人工知能大学(MBZUAI)の基盤モデル研究所は、本日、K2 Think V2のリリースを発表しました。この最新の700億パラメータを備えた高度な推論システムは、K2 Thinkのために特別に設計された、IFM史上最強のフロンティアクラスの完全オープンソース基盤モデルであるK2-V2ベースモデル上に構築されています。

MBZUAI Launches K2 Think V2: UAE’s Fully Sovereign, Next-Generation Reasoning System
MBZUAI Launches K2 Think V2: UAE’s Fully Sovereign, Next-Generation Reasoning System

今回の発表は、UAEの技術的主権にとって大きな節目となります。これまでのK2 Think の各バージョンはオープンで広く利用可能でしたが、K2 Think V2(70B)は、事前学習データおよびそのキュレーションから、事後学習、推論アライメント、評価に至るまで、エンドツーエンドで完全にオープンな初のモデルとなります。その結果、より高い透明性と、より強力な性能を兼ね備えた推論システムが実現しました。

ベースモデルをK2-V2へとアップグレードしたことで、K2 Think V2は性能、オープン性、独立性において新たなレベルを実現し、世界中からアクセス可能で完全に主権を備えたフロンティア級AIシステムの構築におけるUAEのリーダーシップをさらに強化しています。

K2 Think V2 が他と異なる理由

K2 Think V2は、オープンな推論システムにおける大きな転換点を示しています。基盤モデルの上に推論モデルを重ねる従来の方式から、推論そのものを基盤モデルに直接組み込む方式へと移行しました。K2-V2の長文コンテキスト対応能力と完全な学習プロセスの透明性を継承し、エンドツーエンドで完全主権型のシステムとして稼働します。

K2 Think V2(70B)のすべての工程はオープンで、検証可能かつ独立して再現可能であり、科学的信頼性と国家レベルのAI主権の双方を確保しています。目的特化型の推論システムとして設計されており、数学、科学、コーディング、論理、シミュレーションの分野にわたって、長い思考連鎖を用いながら複雑な問題を段階的に解決します。

推論を最優先に設計された完全オープンな基盤により、性能のさらなる向上が直接的にもたらされています。K2 Think V2は、AIME2025、GPQA-Diamond、HMMT、IFBench などの複雑な推論ベンチマークにおいて、他のオープンソース推論システムと比較してトップクラスの成果を示しています。

主な機能をシンプルに

K2-V2を基盤として構築

K2 Think V2(70B)は、推論、長文コンテキスト、アライメントを最初から支援するよう設計されたMBZUAI IFMの最新基盤モデルを採用しており、推論システムが到達できる性能の上限を大きく引き上げています。

より長い記憶、より深い思考

拡張されたコンテキスト長により、より大量の情報を対象とした、持続的かつ多段階の推論が可能になります。

真に独立したデータパイプライン

すべてのトレーニングは、公正かつ信頼できる評価を保証するために下流のベンチマークから完全に除去された、Guru データセットを含むIFM がキュレートしたデータセットに依存しています。

360度オープンな透明性

事前学習データや中間チェックポイントから、事後学習のレシピや評価に至るまで、すべての要素が検証・再利用・拡張可能な形で公開されています。

K2 Think V2(70B)の詳細や、その構築に使用されたデータについては、基盤モデル研究所(Institute of Foundation Models)の公式プラットフォームをご覧ください。以下のリソースからも本システムにアクセスし、詳細をご確認いただけます:

詳細については、https://mbzuai.ac.ae/をご覧ください。

Cerebrasについて

Cerebras Systemsは、世界最速のAIインフラを構築しています。私たちは、先駆的なコンピュータアーキテクト、コンピュータサイエンティスト、AI研究者、エンジニアで構成されたチームです。AIが高速であれば世界を変えることができる――その信念のもと、革新と発明によってAIを圧倒的なスピードで実現しています。当社のフラッグシップ技術であるWafer Scale Engine(WSE)は、世界最大かつ最速のAIプロセッサです。最大規模のGPUと比べて56倍の大きさを持ちながら、計算性能あたりの消費電力はごくわずかで、推論および学習において競合他社を20倍以上上回る性能を発揮します。5大陸にわたる主要企業、研究機関、政府機関が、AIワークロードの実行基盤としてCerebrasを採用しています。Cerebrasのソリューションは、オンプレミスおよびクラウドの両方で提供されています。詳細についてはcerebras.aiをご覧いただくか、LinkedIn、X、Threadsでフォローしてください。

モハメド・ビン・ザーイド人工知能大学について

モハメド・ビン・ザーイド人工知能大学(MBZUAI)は、AIを通じて科学の発展を推進することに特化した、世界初の大学です。同大学は、次世代のAIリーダーに力を与え、世界水準の教育と学際的な研究を通じて、AIのイノベーションと社会的インパクトのある応用を推進しています。2025年、MBZUAIは初の学士課程として「人工知能学士(Bachelor of Science in AI)」プログラムを開設し、ビジネス系とエンジニアリング系の2つの専門分野を提供しています。

MBZUAI 基盤モデル研究所について

MBZUAI 基盤モデル研究所(IFM)は、現実社会のニーズに根ざし、世界的なAIイノベーションの最前線における先駆的な学術研究に取り組んでいます。

アブダビ、パリ、シリコンバレーに拠点を持ち、深い科学的基盤と世界トップクラスの人材を擁するIFMは、オープンで高速、かつ実社会の課題解決に特化した、世界有数の強力な基盤モデルを開発しています。

代表的な成果には、PAN World Model、K2、360度オープンな大規模言語モデル(LLM)、そして高度なAI推論のための主要なオープンソースシステムであるK2-Thinkなどがあります。また、IFMのエンジニアは、アラビア語(Jais)、ヒンディー語(Nanda)、カザフ語(Sherkala)といった低リソース言語向け大規模言語モデルの開発にも貢献しています。

写真-https://mma.prnasia.com/media2/2870716/MBZUAI_Launches_K2_Think_V2.jpg?p=medium600

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