トランプ大統領 インド洋要衝の米軍基地 使用契約破棄で軍事的対応を主張 英国がモーリシャスへの返還で合意
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-02-06 07:37

イギリスがモーリシャスへの返還で合意したインド洋の要衝の島をめぐり、アメリカのトランプ大統領は島のアメリカ軍基地の使用契約が破棄された場合には軍事的な対応をとる考えを示しました。
トランプ大統領は5日、イギリスがモーリシャスへの返還で合意したインド洋の戦略的要衝・チャゴス諸島をめぐり、イギリスのスターマー首相と「非常に生産的な議論を交わした」とSNSで明らかにしました。
そのうえで、チャゴス諸島のディエゴガルシア島にあるアメリカ軍基地について、今後の使用契約が破棄されたり、部隊が危険にさらされるなどした場合には、「アメリカの駐留を軍事的に確保し、強化する権利を持っている」と主張しました。
ディエゴガルシア島の基地はアメリカ軍とイギリス軍が共同使用していて、イギリスとモーリシャスは、返還後99年間の継続使用を認めることで合意しています。
トランプ政権は去年5月の返還協定の署名の際には歓迎を表明していましたが、先月になって、トランプ大統領が「大変な愚行だ」「中国とロシアは完全な弱腰に間違いなく気づいている」などと批判を展開。トランプ氏が主張するデンマーク自治領・グリーンランドのアメリカの領有に、イギリスを中心とするヨーロッパ諸国から賛同が得られていないことへの反発が突然の批判に繋がったとの指摘も出ています。