プルデンシャル生命 実態解明へ第三者委員会設置、現役社員による被害は全額補償の方針も…新たな被害申告“さらに数十件” 顧客から巨額の不適切な金銭受領めぐり
社員らが顧客から金銭をだまし取るなど、31億円もの不適切な金銭のやりとりがあったプルデンシャル生命がきょう、会見を開きました。JNNは先週、社員が詐欺に加担していた疑惑を報じましたが、会社は「必要に応じて個別に調査する」としました。
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プルデンシャル生命保険 得丸博充 社長
「この度の事態は、決して許されるものではありません」
きょう、会見を開いたプルデンシャル生命。100人を超える社員や元社員が架空の投資話を持ちかけるなどし、顧客から総額31億円にのぼる金銭をだまし取っていた問題が明らかになっています。
プルデンシャル生命保険 得丸博充 社長
「原因の徹底究明および再発防止を最重要事項として取り組む」
不適切な金銭のやりとりの実態はどうなっていたのか。
会社は外部の弁護士で作る第三者委員会を設置し、ガバナンス上の問題を検証するとともに再発防止策についても検討するとしています。また、現役の社員による被害は、全額を補償する方針も明らかにしたほか、元社員の不正も、外部の専門家が審査する補償委員会が必要だと判断した場合は全額を補償する方針です。
不祥事の温床の背景には、激しく乱高下する報酬制度とその社風にあったといいます。
プルデンシャル生命保険 得丸博充 社長
「契約のお預かりができないと、報酬が低くなるがゆえに経費含めた生活費が困窮して、そういった(不正な)事象に手を染めてしまう」
プルデンシャル生命保険 篠原慎太郎 専務
「高収入を得るということで、人によっては金銭感覚が狂っていったりということも実際起きている」
先週、JNNはプルデンシャルの社員が「詐欺」に加担していたという現役社員の証言を報道しました。
プルデンシャル生命保険の現役社員
「詐欺のメンバーとして弊社の社員が加担、一つは数億円に被害が膨れ上がっていると」
顧客の1人はプルデンシャル社内で勧誘を受け、投資詐欺の被害に遭ったと訴えます。
「『投資の話があるから話聞いてみる?』って仰っていただいて。新大阪のプルデンシャルの支社に来てほしいと」
プルデンシャルの社員が男性に勧めたのは「エクシア」という投資会社への出資。「投資の勝率は100%」だという説明。男性は怪しいと感じましたが…
「プルデンシャルの中で説明をしてもらっているので、プルデンシャルの商品なんだろうなって信用性も上がりましたし。やっぱり担当への信用も厚かったので」
男性はエクシアに1100万円を出資しましたが、エクシアはその後、破産。男性はおよそ700万円を失いました。
「なんと言ったら良いかわからない気持ちです」
JNNが報じた社員が投資詐欺に加担していたのではという疑惑について、プルデンシャルはきょうの会見で…
プルデンシャル生命保険 永瀬亮コンプライアンス統括
「報道があるのは、当然認識をしています。ご指摘いただいたような事案も含めて、必要に応じて個別に調査をする」
さらに、疑惑が指摘されている社員については…
プルデンシャル生命保険 篠原慎太郎 専務
「元社員らが行った行為が、詐欺など、法令に抵触するような性質のものであると我々が考えた場合には、警察への連携を適時行っておりますし、そうした形で彼…、元社員への対応してる」
プルデンシャルが設置した補償委員会には、この1週間で顧客から新たに被害申告が数十件寄せられていて、委員会は調査を進める方針です。