パラリンピック日本選手団スローガンは「挑め、心をひとつに。」旗手を務めるスノーボード小須田潤太の提案に、選手たちも“一発”回答

ミラノ・コルティナパラリンピック(3月6日~15日開催)の日本選手団の結団式が12日、都内で行われ、日本選手団のスローガン「挑め、心をひとつに。」が発表された。
発表時は開会式で旗手を務めるスノーボードの小須田潤太(35、オープンハウス)と車いすカーリングの小川亜希(50、チーム中島)が選手を代表して登壇した。小須田は「素晴らしいスローガンだと思います。この場でできる心を一つにする第一歩目が、全員で声を出すことです。(声のボリュームは)私が納得いくまでやらせていただきますんで一発で決めましょう」と会場の選手たちに声出しを提案。「チームジャパン!」という小須田の呼びかけに選手たちは大きく「おー!」と“一発”で応え、TEAM JAPANを盛り上げた。
また、選手たちには激励のビデオメッセージが寄せられた。高市早苗総理からは「これまで培ってきたご自身の力を信じ、最後まで諦めず自分らしいパフォーマンスを存分に発揮してきてください。帰国後、素晴らしい報告を伺えることを心から楽しみにしています。頑張れ日本」。そのほか、パリパラリンピック水泳の金メダリスト・鈴木孝幸(39)やミラノ・コルティナオリンピック™に出場しているカーリング女子日本代表らからは「一緒に盛り上げましょう」などとエールが送られた。
結団式後の会見で小須田は「心一つに挑戦することができれば確実に個人だけで戦うよりも結果が良くなるのかなと思いますので、引き続き全体を盛り上げられるよう競技でも結果を残したいと思いますし、しっかりと発信も続けていきたい」。小川は「皆さんが良いパフォーマンスが発揮できるように、皆さんに応援してもらえるように、笑顔で旗手を務めていけたら」と話した。
小須田はパラスノーボードのバンクドスラローム立位、小川は車いすカーリングのミックスダブルスの25年世界選手権金メダリスト。小川は「パラリンピックという舞台は他の国のチームもさらに腕を上げてくると思いますので、自分たちもチャレンジャーとして臨めたら」と意気込んだ。
スノーボードクロスとバンクドスラロームの2種目に出場する予定の小須田は1月に右肘を骨折し万全ではないなか2大会連続の大舞台に挑む。「(スノーボードの小栗大地と)2人で表彰台に立つ姿が想像できた。自分自身がしっかり回復して競技に挑めれば、オリンピックのビッグエア男子のワンツーフィニッシュ、そこも確実に狙える。右肘の状態を良くするところにしっかり集中して、本番を迎えたい」と力強く語った。