“高市一強” 自民が戦後最多316議席 委員長ポストも控室のスペースも野党は激減... 巨大与党の誕生で国会はどうなる?【サンデーモーニング】

高市総理の人気を追い風に歴史的大勝を収めた自民党。一方、野党のベテラン議員は次々と永田町を去る結果になりました。巨大与党の誕生によって、国会の風景はどのように変わっていくのでしょうか。
日本の政治はどう変わる?一党で戦後最多「316議席」獲得
2月10日、衆院選後の最初の閣議で、笑顔で話しかける小泉防衛大臣の腕を軽く叩き、部屋を出る高市総理。他の閣僚たちも明るい雰囲気です。
2月8日、当選確実となった候補者の名前に次々と花が付けられていきます。高市自⺠党が獲得した過去最多の316議席。この議席数を背景に日本の政治はどう変わっていくのでしょうか。
中曽根元総理の「死んだふり解散」で自⺠党が得たのが304議席、2009年に⺠主党が政権交代を果たしたときでも308議席で、「316」という数字はひとつの政党としては戦後最多となります。
定数の3分の2を占めるのも戦後初のことで、参議院で法案が否決されても、衆議院で再可決が可能となりました。
大敗の中道改革連合 委員長ポストも控室も激減
――こういう形で出ていくことになるとは
中道改革連合 岡田克也氏
「覚悟はしていましたけどね」
次々と永田町を去っていく野党の“大物議員”。「49議席」という大敗を受け、中道改革連合の野田氏と⻫藤氏は、共同代表の座を降りました。
中道改革連合 斉藤鉄夫氏
「痛恨の極みでございます」
中道改革連合 野田佳彦氏
「万死に値する大きな責任だと思っています」
旗揚げから1か月足らずで代表選をすることになった中道改革連合。
中道改革連合 小川淳也氏
「この度の邪心に満ちた解散のあり方そのものが、私たちの目指す健全な自由と⺠主主義とは対極にある。一言苦言を呈しておきたい」
小川淳也氏が新しい代表に選ばれました。
こうして、18日に召集される特別国会はこれまでとは様相が一変。国会議事堂内では物理的な変化もありました。
国会にある各会派の控室は、議員1人当たり約5平方メートルが割り当てられていて、所属議員数によって広さが決まります。解散時には自⺠党約1000㎡、中道約860㎡だった控室ですが、この国会からは中道は260㎡となり、控室が約3分の1に激減する見込みに。
現在、各会派の議員同士で部屋の割り当てを協議しているということです。
国会論戦の態勢にも変化がありそうです。少数与党となった石破政権以降、国会の花形である予算委員会などの委員⻑ポストを野党が握っていましたが、自⺠党は今回の選挙結果を踏まえ、ほぼ全ての委員⻑ポストを要求しました。
委員の人数も議員数で配分されるため、予算委員会でも、50人の委員のうち野党第一党の中道はわずか5人になる見込みです。
高市総理
「国⺠の皆様から、政策転換をなんとしてもやり抜いていけという、自⺠党‧日本維新の会の与党で合計352という非常に大きな議席をいただきました」
まさに“高市一強”とも言える状況に与党内からは…
自民党・鈴木俊一 幹事⻑
「数を頼んで、無理くり物事を通すような姿勢は慎まなければならない」
高市総理が得た「大きな力」。政策実現に向けてどう使うのかが問われます。