犬が『イタズラ』をしてしまう要因4つ 主な原因や問題行動を未然に防ぐためのしつけまで

2026-02-17 11:00

イタズラをする愛犬に困っている飼い主さんは少なくありません。この記事では、犬がイタズラをする理由や適切な対応方法、未然に防ぐためのポイントをまとめて紹介します。

犬がイタズラをしてしまう要因4つ

スリッパを噛んでいるトイプードル

1.体力やストレスの発散

犬が物を噛んだり暴れて物を壊したりといったイタズラをするときは、体力やストレスが溜まってしまっているのかもしれません。

運動が十分でないと犬は体力を持て余してしまい、それを発散するために走り回ったり破壊行動をしたりすることがあります。

また、毎日散歩はしていても犬の気質に合った運動ができておらず、ストレスが溜まったり欲求不満になったりすることも考えられます。

人間でもストレスが溜まると体を動かしたくなったり、大きな声で歌いたくなったり、思い切り買い物をしたくなったりすることがあると思います。

多くの犬はストレスを感じたときに体を動かすことで発散しようとするため、イタズラが増えたときなどは犬の生活に変化はなかったか見直してみるようにしましょう。

2.遊び、本能的な行動

犬が物を噛んだり、紙や布を引っ張ってちぎったり、絨毯やソファを掘ったりする行動は、飼い主さんにとっては困ったイタズラだと考えられるでしょう。

しかし、これらの行動は犬にとってはごく自然な行動で、飼い主さんを困らせようとしたり嫌がらせをしようとしたりしているわけではありません。

噛む、引っ張る、破壊する、持ってくるなどの行動は、狩猟動物の習性を受け継いでいる犬にとって、楽しいことであり本能的な欲求でもあるのです。

これらの行動を好む犬の場合は、おもちゃ遊びなどに取り入れてあげることで、イタズラとしておこなわれることが減少すると考えられています。

3.不安を紛らわせている

留守番中など飼い主さんがいないときにイタズラをする場合、犬は不安や恐怖を感じているのかもしれません。

特に留守番に慣れていない犬や分離不安症になっている犬の場合、飼い主さんと離れることに強い不安を感じてしまいます。

そうした気持ちを落ち着かせたり紛らわせたりするために、破壊行動をおこなってしまう犬は少なくありません。

4.飼い主さんの気を引きたい

留守番中とは反対に、飼い主さんが一緒にいるときに限ってイタズラをする犬の場合は、飼い主さんの気を引こうとしていることが考えられます。

イタズラを見つけた飼い主さんは、「こら!」と声をかけてつかまえようとしたり、「ダメでしょう」といいながら犬に近寄ったりすることがあります。

退屈をしていたり飼い主さんにかまってもらいたいと思っていたりする犬は、飼い主さんのそうした反応を期待してわざとイタズラをすることがあるのです。

犬のイタズラを未然に防ぐしつけや対策

楽しそうに散歩しているダックス

犬がイタズラをする理由が好奇心や遊びへの欲求、体力の発散などの場合は、別のことで満足させてあげることで改善することが考えられます。

毎日の運動量が本当に愛犬に合っているか、また愛犬の気質に適した遊びやコミュニケーションは十分かとしっかりと考えて、体力やストレスが溜まりすぎないようにすることが大切です。

家の中でかまってあげられないときも、犬がひとり遊びを満喫できるように知育玩具を用意するなどの工夫をしましょう。

また、イタズラをむやみに叱るのは逆効果になるので注意してください。

特に飼い主さんにかまってもらいたい犬は「多少叱られてでもいいから自分に目を向けて欲しい」と思っていることも十分考えられます。

そのため、イタズラを叱ることが、その犬にとっての“ごほうび”になってしまうことがあるため、状況によってはあえて無視した方が効果的な場合もあります。

運動や遊び、スキンシップが十分にもかかわらずイタズラをしてしまうときは、イタズラができないように物理的に対策をすることも必要です。

噛まれて困るものを犬が届く場所に置かないようにしたり、目を離すときはケージ内で過ごさせるようにしたりして、イタズラをすることが習慣化しないようにしていきましょう。

まとめ

布を引っ張っている子犬

愛犬のイタズラに手を焼いている飼い主さんも多いと思いますが、犬がイタズラをすることには何らかの理由があると考えられます。

多くの場合、犬は好奇心やストレス発散、退屈しのぎのためにイタズラをしていますが、なかには飼い主さんの気を引くためにすることもあります。

イタズラを防ぐために大切なことは、犬の心理や理由を考えてイタズラをしにくくなる状況や環境づくりを意識することです。

すでにイタズラが習慣化している場合は、改善までに少し時間がかかる可能性もありますが、諦めずに取り組んでいきましょう。

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