「不法行為防止の実効性のある手段は解散以外ない」旧統一教会に解散命令 東京高裁が教団側の即時抗告退ける決定 「清算手続き」開始へ 教団側は最高裁に特別抗告方針

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-04 12:48
「不法行為防止の実効性のある手段は解散以外ない」旧統一教会に解散命令 東京高裁が教団側の即時抗告退ける決定 「清算手続き」開始へ 教団側は最高裁に特別抗告方針

旧統一教会に解散を命じた東京地裁の決定をめぐり、東京高裁はさきほど、「信者らによる不法行為を防止するための実効性のある手段は、解散命令以外見当たらない」として教団側の不服申し立てを退け、改めて解散を命じました。教団の財産などを処分する「清算手続き」が始まることになります。

旧統一教会に対しては、東京地裁が2025年3月、「信者によって行われた不法な献金行為で甚大な被害が生じた」などとして解散を命じています。

教団側はこの決定を、「国家による信教の自由への侵害」などと批判して即時抗告し、東京高裁で非公開での審理が行われていました。

教団側は東京高裁で行われた非公開の審理で、▼元信者らおよそ190人との間でおよそ39億円の集団調停が成立していることや、▼第三者の弁護士による「補償委員会」を設置してあわせておよそ3000万円を返金したことを踏まえて、「被害回復を進めており、解散の必要はない」と主張していましたが、東京高裁はさきほど、教団側の不服申し立てを退け、改めて解散を命じました。

東京高裁は決定で、信者らによる献金などの勧誘は「民法の不法行為」に該当するとしたうえで、「多人数に極めて多額に上る財産上の損害と多大な精神的な苦痛が発生した」「教団が今後、信者らによる不法行為を防止するための実効性のある対策を自発的に執ることは期待しがたく、信者らによる不法行為を防止するための実効性のある手段は、解散命令以外見当たらない」としました。

高裁のこの決定により、今後、裁判所が選んだ清算人が教団の財産などを処分する「清算手続き」が行われることになります。

教団は全国におよそ280か所の施設があり、資産は1100億円を超えるとされ、これらの資産は高額献金の被害者への賠償などにあてられることになります。

「清算手続き」が始まると、教団の宗教法人格がなくなり税制優遇を受けることができなくなりますが、任意団体として宗教活動は続けることができます。

教団側はこのあとすぐ、最高裁に特別抗告する方針ですが、「清算手続き」は最高裁の判断を待たずに始まることになります。

「清算手続き」をめぐっては、これまで手続きを定めた宗教法人法に「清算人」の具体的な権限が明記されておらず、教団から高額な献金の被害を受けたと訴える人たちからは、「清算人の権限が曖昧だ」などと懸念する声が上がっていました。

このため文科省は2025年10月、被害救済を円滑に進めるため、債権の申し出を長期間受け付けることや、妨害行為があった場合に刑事上の責任追及を検討することを盛り込んだ指針を策定しています。

  1. アメリカNYグランドセントラル駅 ホームにいた3人がなたのような刃物で切りつけられけが
  2. 米・イラン 戦闘終結に向けた対面での協議を開始 双方から合意内容について食い違う説明も
  3. トランプ大統領「日本などのためにホルムズ海峡の一掃作業を開始する」とSNSに投稿 米メディアは米海軍艦船が海峡を通過と報道
  4. アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議開始か ホルムズ海峡や核開発をめぐり、難航も
  5. 那須川天心 9ラウンドTKO勝ち  初のチャンピオンベルト獲得へ王手 「リベンジの切符をつかんだ」 元2階級制覇王者を撃破
  6. ナフサ由来の一部石油製品が供給不足、身近な現場に広がる切実な声【報道特集】
  7. 元警察官・山田悠太郎被告(26)の懲役30年が確定へ 最高裁が被告の上告棄却決定 静岡県浜松市で2022年に祖父母と兄を殺害した罪で起訴
  8. 三浦龍司が国内初戦で男子5000mに出場し、まさかの36位「悪い意味で手応えある」 日本勢トップは新社会人の山口智規【金栗記念陸上】
  9. 米・イランの代表団 仲介国パキスタン首相とそれぞれ会談 シャリフ首相「永続的な平和への足がかり期待」
  10. 抱っこ大好きな『甘えん坊猫』のために『抱っこ紐』を使ってみた結果…「あら~赤ちゃん」「可愛すぎて泣ける」尊い光景が33万再生
  1. 米・イラン 戦闘終結に向けた対面での協議を開始 双方から合意内容について食い違う説明も
  2. トランプ大統領「日本などのためにホルムズ海峡の一掃作業を開始する」とSNSに投稿 米メディアは米海軍艦船が海峡を通過と報道
  3. 【速報】“米・イランが対面での協議を開始” パキスタン国営メディア「歴史的な和平交渉に」
  4. アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議開始か ホルムズ海峡や核開発をめぐり、難航も
  5. Amazonの置き配で『お届け完了通知』が来たので確認→もはや商品がメインではない『まさかの光景』に反響「守ってるw」「写ってなくて草」
  6. 猫が『死ぬ直前』に姿を隠す3つの理由 お別れが近付いているサインや飼い主ができることも
  7. 保護された『新入り子猫』に先住猫が見せた『優しすぎる対応』…あまりにも尊い光景に感動の声「素敵なイケにゃん」「愛されて育ったからだね」
  8. 抱っこ大好きな『甘えん坊猫』のために『抱っこ紐』を使ってみた結果…「あら~赤ちゃん」「可愛すぎて泣ける」尊い光景が33万再生
  9. 「日中友好成人式」中国・上海で学生100人が参加 日中関係の緊張続くなか和やかな雰囲気「新しい世代が推し進めていくべき」
  10. 米・イランの代表団 仲介国パキスタン首相とそれぞれ会談 シャリフ首相「永続的な平和への足がかり期待」
  11. ナフサ由来の一部石油製品が供給不足、身近な現場に広がる切実な声【報道特集】
  12. 寝ている猫の『ヒゲ』をよーく見てみたら、先っぽが……思わず二度見の『驚きの光景』にSNSで反響「嘘みたいなホントの話に笑ったw」