スギ花粉症なら知っておきたい「花粉食物アレルギー」の症状や対処法 トマト、リンゴも要注意【Nスタ解説】
きょうも風が強い1日となり、花粉が大量に飛散しています。この辛い状況、いつまで続くのでしょうか?そして、花粉症の人はトマトに注意という話題についても調べました。
スギ花粉とトマトの意外な関係
山形純菜キャスター:
花粉は特に風が強い日や雨上がりに注意が必要で、この先(3月5日〜10日)の花粉の飛散情報を見ても、各地で「極めて多い」日が多くなっています。
このような花粉の時期に「スギ花粉症の人はトマトに注意」という情報が出ますが、なぜなのでしょうか。
東京歯科大学の寺嶋毅 教授に聞きました。花粉症の人は、体内に花粉が入ることで免疫が反応して、鼻水やくしゃみなどが出ます。これは花粉の“タンパク質”に体の免疫が反応して、症状が出るということです。
では、なぜスギ花粉症の人はトマトに注意すべきなのかというと、トマトとスギ花粉の“タンパク質”の構造が似ているためだといいます。
トマトを食べたときに体が「これはスギ花粉なのではないか」と勘違いして、免疫が反応してしまう場合があるということです。
症状が出る人の割合は?症状が出るのは花粉の時期だけ?
この症状は「花粉食物アレルギー症候群」と呼ばれています。症状や対処法などについてまとめました。
▼症状は?
唇の腫れ、口のかゆみ、チクチク・イガイガ
▼症状が出たら?
食べるのをやめる、口内を洗う、冷やす
※症状が強く出た場合には病院に
▼花粉の時期だけ?
花粉が多い時期に症状が出やすい(体の中の免疫も過剰になっているため)
▼症状が出る割合
スギ花粉症の約1割
▼症状が出たらトマトを食べるのはNG?
加熱すると症状が出にくい(70〜80度でトマトのタンパク質が分解)
▼トマトアレルギーとの見分け方
血液検査で何アレルギーか分かる
井上貴博キャスター:
口のかゆみや腫れ程度ならまだしも、アナフィラキシーショックなども頭に入れるべきだと考えると、子どもなどは特に心配だろうなと思います。
トマトだけじゃない!あの果物にも注意…
山形純菜キャスター:
花粉とタンパク質の構造が似ている食べ物はトマトだけではないため、注意が必要です。
【花粉と関連のある食べ物】東京歯科大学 寺嶋毅 教授によると
▼2月〜5月(スギ・ヒノキ)
→トマト
▼4月〜6月(シラカンバなど)
→リンゴ・モモ・イチゴ
▼7月~11月(ブタクサ)
→スイカ・メロン