ロシアがイランに米軍の標的情報を提供か 中東情勢の緊迫受け原油価格は1週間で35%上昇 43年ぶりの上昇率に
アメリカの有力紙ワシントン・ポストが6日、このような報道をしました。
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ワシントン・ポスト
「ロシアがイランに対し中東の米軍を攻撃するため、軍艦や航空機を含む標的情報を提供している」
記事の中で専門家は「イランには軍用レベルの衛星がわずかしかないため、ロシアが提供する画像は非常に貴重となるだろう」と分析。“去年のイスラエルとの交戦の際と比べイランの攻撃の質は上がっている”としています。
この報道についてアメリカのヘグセス国防長官は、アメリカ兵が危険にさらされる懸念はないと答えました。
ヘグセス国防長官
「国防総省は何が起きているかを把握しているし、トランプ大統領はそのようなリスクを軽減する方法をよく知っている」
一方、「FOXニュース」はアメリカ軍が中東で3つ目となる空母打撃群を派遣する準備をしていると報じました。近く、原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」を中核とする空母打撃群を地中海東部に向かわせる見通しだとしています。
中東情勢が急速に緊迫したことで、原油価格にも大きな影響が出ています。
6日、ニューヨーク市場のWTI原油先物は一時、前の日より14%急騰し、およそ2年6か月ぶりに1バレル=92ドル台をつけました。原油価格は、この1週間で67ドルから90ドルへと35%上昇し、週間での上昇率としては1983年以来、43年ぶりの大きさとなりました。
アメリカ国内のガソリン価格も上昇し、およそ1年半ぶりの高値水準に。
ガソリンスタンドを訪れた人
「高すぎます。支払いのたびに本当に悲しくなります」
「戦争をしているし、関税もあるから全く驚かないです」
中東の不安定化は各国の市民生活にも影響を及ぼしています。