犬が原因で起こり得る『ご近所トラブル』5つ リスクを回避するために知っておくべきマナーとは?

2026-03-09 11:00

愛犬が原因でトラブルが起きることがあります。直接的な原因は犬でも、飼い主さんの意識の低さに原因が潜んでいることが少なくありません。飼い主さんに悪気はなくても、もしかしたら周囲への配慮が不足してしまっているのかもしれません。犬が原因で起こりうるご近所トラブルの例と、トラブルを起こすリスクを回避するために知っておくべきマナーについてまとめました。

なぜ犬が原因でご近所トラブルが起こるのか

犬の散歩への注意喚起看板

新聞の記事などを読んでいると、少子化による子どもの減少とペット(犬および猫)の飼育数の増加は、世界的に共通した傾向であることがわかります。

日本でも、子どもの人口・出生数がペット(犬および猫)の飼育総数・新規飼育数よりも上回っており、2024年の統計では下記が報告されています。

  • 15歳未満の人口=1,400万人/出生数=65.6万人
  • ペットの総数=1,595万匹/新規飼育数=80.3万匹

今や珍しくなくなった犬の飼育ですが、にも関わらずトラブルが起こる一因に、飼い主さんが思っている以上に犬を怖がる人が大勢いることがあるのではないでしょうか。実は筆者も、マンションの「ペット飼育規定」を検討する際に、犬が怖いという方のあまりの多さに驚いた経験があります。

恐怖は、理性でコントロールすることが難しい感情です。飼い主さんが、犬を怖がる人や愛犬の恐怖心の双方に配慮して愛犬を適切にコントロールしなければ、人と犬の恐怖心を低減させられないことを、もっと真剣に考える必要があるでしょう。

犬が原因で起こりうるご近所トラブルの代表例

繋がれたまま吠え続ける犬

1.ルール違反

犬の飼い主さんに求められるルールはたくさんあります。法律や条例はもちろん、集合住宅の規定、ドッグラン・ペットホテル・ペット同伴可能な施設などのほとんどにルールが定められています。

これらのルールは、一般の方だけのものではありません。ルールを守ることは、飼い主さんと愛犬が安心して快適に過ごせるためのものでもあるのです。

愛犬は自分の言うことをよく聞くので、「ちょっとくらい」とか「ほんの一瞬だけ」だから大丈夫だとルールを守らなかった場合、そのちょっとしたことで大きなトラブルが起き得ることをしっかりと意識する必要があります。

2.鳴き声

犬が原因となるご近所トラブルで最も多いのが、鳴き声をはじめとする騒音問題です。飼い主さんにとってはかわいい声でも、「犬が怖い」とか「犬は嫌い」という人は不安や恐怖を感じてしまうでしょう。

特に気をつけたいのが、飼い主さんが不在時の鳴き声です。ペットカメラの設置や、ご近所の方に「留守中に鳴き声でご迷惑をおかけしていませんか」と声をかけるなど、適宜確認を行うことも必要です。

3.排泄物の始末

散歩中の排泄物の始末は、必要最低限のマナーです。基本的には、室内でトイレを済ませてから外出するように習慣づけましょう。また、マンションなどの集合住宅の場合、廊下や階段、エントランス、駐車場などの共用部分での排泄物や泥の足跡の掃除も必要です。

4.抜け毛の飛散

ベランダや庭など、屋外でのブラッシングも、抜け毛の飛散によるトラブルの原因になるため配慮が必要です。洗濯物への付着など、犬にアレルギーのある方が発症する引き金になりかねません。

5.咬みつき

最も怖いのが、咬傷事故です。犬が人や犬に咬みつくのは、自分や飼い主さんの身を守るためです。愛犬に恐怖を与えるような状況を避けると共に、さまざまな刺激への耐性を身につけさせることで、愛犬をうまくコントロールできなければなりません。

リスクを回避するために知っておくべき飼い主のマナー

犬のしつけ

恐怖心は理性ではコントロールできません

他の人や犬とすれ違ったり接したりするシーンでは、「相手は犬が苦手だ」と考えるようにしましょう。犬には必ずリードを装着し、短く持って自分の横につけて歩きます。エレベーターなどの狭い空間では、抱き抱えるかカートに乗せることが望ましいです。

また、飼い主さんは愛犬の恐怖心にも配慮が必要です。愛犬が苦手とするような刺激は、できるだけ回避しましょう。回避できない刺激は、愛犬に慣れさせたり注意を自分に引き付けて恐怖の対象から気を逸らせるといった対処が必要です。

基本のしつけが大前提

周囲の人へのマナーとして、愛犬に「オスワリ」「フセ」「マテ」「コイ」などの指示に従えるようにしつけておく必要があります。この基本のしつけで、興奮したりパニック状態になったりした犬を落ち着かせ、飛びかかったり唸ったり咬みついたりする行動を抑止させられるようになり、愛犬自身の安全を守ることもできます。

排泄物の処理は最低限のマナー

散歩中の道路や公園での排泄物の処理(おしっこはきれいに洗い流し、うんちはすべて持ち帰る)は、最低限のマナーです。また、私有地(門や塀)や集合住宅での共用部分では、「排泄させない」ことが基本です。

室内での排泄習慣と合わせて、できれば、飼い主さんの号令で排泄を促すトレーニングにも挑戦してみましょう。

誠意を見せる姿勢

どんなに配慮をしても、万が一の事態は起こりうるものです。飼い主さんが積極的に近隣との付き合いを行い、良好な人間関係を築くことや、普段から挨拶や声掛けにより飼い主としての誠意を示すことも、トラブルを必要以上に大きくさせない予防になるでしょう。

まとめ

アイコンタクトしながら散歩する犬

犬が原因となるトラブルの多くは、鳴き声による騒音問題、排泄物の不始末や抜け毛の飛散による衛生問題、咬傷事故です。恐怖や不快感を与える、アレルギーを発症させる、相手を傷つけるなど被害レベルはさまざまですが、その根底には「ルール違反」と「基本のしつけ不足」のあることが多いようです。

まずは「犬が怖い」と感じる人が大勢いることを意識し、周囲への配慮を欠かさないことが大切です。そうすれば、自然と愛犬へのしつけやルールの遵守にも力が入ることでしょう。愛犬家の常識は、世間の常識ではありません。飼い主さんの行動で、愛犬と愛犬家の社会的地位を向上させていきましょう。

関連記事

犬が玄関から離れないときの心理
病気のおばあちゃんから『16歳ボサボサの老犬』を保護…切なすぎるお別れとトリミング後の変貌が62万再生「余生を幸せに」「綺麗な目…」
犬が寒いと感じる温度は何度?秋冬の適切な温度や対策方法について
結婚式のデータが届いたので写真を確認→犬も一緒に写っていて…『まさかの光景』が98万表示「決定的瞬間で草」「温度差が面白すぎるww」
筋トレをしていたら、犬が乱入してきて…まさかの『体を張った応援』が可愛すぎると25万再生「ナイスアシストw」「ムギュッと潰れてて草」

  1. 「九州ふっこう応援割」 宿泊費や旅行商品は5~6割の割引で対象は九州全域に 金子国交大臣「ぜひ被災地や九州に入って物心両面の支援を」
  2. プールに来た犬たち→水の中をのぞき込んでいたら、足をすべらせて…コントのような『顔面ダイブ』が94万再生「必死で草」「笑いの神降りてる」
  3. 【 中川翔子 】双子がくぎづけ! 自身の新曲ミュージックビデオ公開で「ママとわかったかも!?」
  4. アンソロピック 米国防総省のリスク指定は「憲法違反」 カリフォルニア連邦地裁が判断
  5. 中部電力 浜岡原発廃炉作業について虚偽報告 赤沢経産大臣「極めて遺憾」
  6. “パワハラ認定”の山中竹春横浜市長が辞職の意向 「人間のクズ」などと発言 後援会の会合で表明
  7. 日本人5人行方不明 幼い子ども含む家族か 官房長官「観光目的で入国」 ネパール・中国の大規模土石流で死者は470人超に
  8. 「麻布十番納涼まつり」76人が体調不良 食中毒とみられる症状 体調不良者のうち多くが冷やしカニラーメン食べたか 港区保健所が調査
  9. 「公認出せない」自民・鈴木幹事長 金銭授受疑惑受けて福岡県連幹部に対し…改革要求 来年の統一地方選挙に向け
  10. 「価格動向への影響がないように」政府備蓄米の買い戻しを9月中に15万トンで調整 小売価格上昇のおそれも
  1. 川崎市で1メートル四方の道路陥没 110番で現場対応中に自転車の男性が転落しけが 後の調査で下水道管破損が原因と判明
  2. 「九州ふっこう応援割」1人1泊あたり6割補助など 熊本地震の支援に予備費から1478億円支出を決定 対象は10月1日の宿泊分から
  3. 日本人5人と連絡取れず 幼い子ども含む家族か ネパール・中国国境の大規模土石流で死者389人 M5.2の揺れは「氷河崩壊」と発表
  4. 「麻布十番納涼まつり」76人が体調不良 食中毒とみられる症状 体調不良者のうち多くが冷やしカニラーメン食べたか 港区保健所が調査
  5. 【速報】“パワハラ認定”の横浜市・山中竹春市長が辞職の意向表明 後援会会合で
  6. 「学生が薬品をこぼした」北海道大学で男子大学院生がフッ化水素酸かぶり死亡 助けようとした学生2人も軽傷
  7. 「揺れは地震ではなく氷河崩壊」ネパール・中国国境の大規模土石流で389人死亡 USGSが衛星画像など分析
  8. 日本人5人行方不明 幼い子ども含む家族か 官房長官「観光目的で入国」 ネパール・中国の大規模土石流で死者は470人超に
  9. 400m日本記録保持者・中島佑気ジョセフが今季ベストの44秒62でV! 2種目で世界新誕生【DLチューリッヒ】
  10. 「途絶えさせたくない」断層が境内を引き裂き楼門が倒壊…大きな被害も秋の大祭「妙見祭」開催に向けて準備進める 熊本・八代神社
  11. 医療現場でのAI使用に反対 全米の看護師たちが抗議活動 人員配置へのAI活用で「人手不足が多発」と訴え
  12. “パワハラ認定”の山中竹春横浜市長が辞職の意向 「人間のクズ」などと発言 後援会の会合で表明