世界ジュニア4連覇 島田麻央が帰国「連勝記録を背負わなくなるのは気持ちが楽」来季からシニアへ【フィギュア】

世界ジュニアフィギュアスケート選手権で前人未到の4連覇を達成した島田麻央(17、木下グループ)が帰国し、「こうやって4回とも世界ジュニアで金メダルを持って帰ることができて嬉しい」と喜びを語った。
フリーでは冒頭のトリプルアクセルを決めると、4回転は回避したが、3回転ルッツ-3回転トウループを鮮やかに着氷。スピンでGOE(出来栄え点)の減点があり、後半では3回転フリップからのジャンプシークエンスで回転不足を取られたが、ジャンプで大きく崩れることなく滑り切った。
4連覇を達成した島田だったが「ショート(プログラムが)終わった日の夜ぐらいから、なんかおかしいなって思ってて」と話し、「もうベッドから立ち上がれず、1度も起き上がれないぐらい。なので練習をパスして、ずっと寝ていて本番の日も朝練習になんとか行ったんですけど、本当にジャンプ1本跳ぶだけでフラフラして本当にこれはフリーは滑れないなって思って」と体調を崩していたと語った。
それでも「直前まで出るか迷ったんですけど先生からもし倒れたら助けに行ってあげるからっていうふうに直前で言ってもらえたことで、出ようっていうふうに決心がつきました」と万全ではない状態でリンクに立ち、前人未踏の4連覇を達成した。
「本当に最後の最後のフリーが一番、きつかったんですけど、でもたくさんいいこともあれば悪いこともあったんですけど、こうやって最後まで勝ち続けることができてすごい嬉しいですし、連勝記録を1回背負わなくなるのも、今は結構気持ちが楽になった部分も正直あります」と17歳に勝ち続けるプレッシャーが重くのしかかっていた。
「やっぱり勝ちに行くぞっていうよりは負けられないっていう思いがあったので、そこはやっぱり結構“気にしない、気にしない”とは思っていたんですけど、やっぱり心のどこかではありました」と胸中を語った。
そして、来季からはシニアでの戦いとなるが「試合になると緊張してしまって滑りが小さくなってしまったりするところがやっぱり課題ではあるので、そこをもっとシニアらしく滑りの中の一部がジャンプみたいな感じになれるように頑張りたい」と明確な修正点を口にした。
「本当に出る全部の試合が初めてだと思うので、一つ一つ試合を楽しんでできるだけ大きい試合にいっぱい出て最終的な目標はやっぱりオリンピックに出ることなので、そこを目標に頑張りたい」と年齢制限でミラノ・コルティナ五輪には出場できなかったが、2030年にフランス・アルプス地域で行われる冬のオリンピックを目標に掲げた。