「ただ15年の通過地点のきょう」各地で黙とう 宮城・気仙沼市では約5年ぶりに行方不明者の捜索 震災を経験していない世代も【東日本大震災から15年】【Nスタ】
被災地では朝早くから海岸で手を合わせる人たちがいました。
【写真で見る】「きょうもまた普通に綺麗だなって…」各地で捧げられた黙とう
「あんなことがあったと思えないぐらい普通の海」各地で黙とうが捧げられる
あの日から15年が経ちました。
男性(宮城・名取市)
「きょうもまた普通に綺麗だなって。あんなことがあったと思えないぐらい普通の感じの海だなと思いながら見てました」
慰霊碑に刻まれた2人の名前を指でなぞっていた男性は…
男性
「妻が亡くなった55歳、娘が23歳で亡くなったんですよね」
「皆さんが勝手に節目だとか言うんですけど、私にとっては、ただ15年の通過地点のきょうの日です」
そして、震災が発生した午後2時46分。各地で黙とうが捧げられました。
井上貴博キャスター
「入り組んでいるので、そんなに波はなかなか高くならないと言われているところ。それが15年前のきょう、この辺り一帯を大津波が襲ったということになるわけです。この辺りも防潮堤が新たに整備されたのが分かります」
震災を経験していない世代も ボランティアとして行方不明者を捜索
11日、宮城県気仙沼市の海岸で約5年ぶりに行われたのが、行方不明者の捜索です。
ボランティアとして参加した19歳の学生は…
井上キャスター
「(震災の)記憶は?」
大阪から参加した学生(19)
「ほとんどないです。家族でニュースを見てたかなぐらい」
「(将来は)震災後のメンタルケアに携わりたいなっていう思い」
愛知県から母親の付き添いで来たというのが11歳。震災を経験していない世代です。
井上キャスター
「東日本大震災について、どういう感覚を持っていますか」
愛知から来た11歳
「経験したことのない大津波とかあったけど、やっぱり実際にいろんな人に聞いてみて、南海トラフとか言われているので、自分が震災に遭ったときに誰かの役に立てるようにボランティアとか積極的にやりたいなって」
東日本大震災から15年「3月11日って…勝手に涙がでる」
主催者は「15年」という月日について…
気仙沼復興協会・福岡麻子さん
「区切りとか節目とか言いますけど『なんなんだろう』っては思いますね
「でもただ3月11日って…なんとなく、寂しい気持ちになるというか勝手に涙が出るというか」