“ChatGPT”で英会話や“地理の授業”も英語で…イマドキ英語の習い方とは?【THE TIME,】

いまや英語の学び方も多様化。大人はアプリやAIで、学校では流ちょうな英語が身につくインターナショナルコースも人気です。
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続く手軽さ「人気アプリ」はどれ?
英語学習の手段として増えているのが「アプリ」の活用。“いつでもどこでも”という手軽さに加え、“無料プラン”も多くあるのが魅力です。
みなさんどんなアプリを使っているのでしょうか?
20代女性「数問解くだけで自分の予想点数が出るから苦手なところがわかる」
⇒TOEIC®対策アプリ【Santaアルク】
高2男子「リスニング教材を無料で聞ける。電車内でも聞けるし便利」
⇒ジャパンタイムズ出版の教材専用音声再生アプリ【OTO Navi】
なかでも多くの人が利用していたのが、語学アプリの【Duolingo(デュオリンゴ)】
10代女性「リスニングとかスピーキングとか、1人でできるから使いやすい」
20代男性「今はおとぎ話系の分野に入っていて、日に日に進んでいくとテーマが変わったりする」
クイズ感覚で単語や文法を学べるほか、AIが発音をチェックしてくれる機能も搭載。
「いろんなパターンを“飽きないように作られている”」と話す40代女性は、すでに469日継続中。“毎日続けたくなる工夫”も魅力の1つです。
10代女性:
「毎日アプリを開いて連続記録をしていないと、キャラクターの顔がドロドロになったりとか、悲しい表情になったりとか面白い」
複数アプリでカスタマイズ
「“色んなジャンルの勉強”をかいつまんで好きなように“カスタマイズ”して」と話す30代の男性は、3つアプリを使い月額合計5000円とのこと。
単語学習には、【i Know!】
「文章で解答する。単語を選ぶだけだと選択肢が見えちゃっているからあまり勉強にならない。“文字でアウトプットできる”」
スピーキング用は、AI英会話アプリの【Speak】
“話しやすさ”に特化したアプリで、多少文法が間違っていてもAIが話したい内容をくみ取ってアドバイス。レッスン後には自分用の復習プランも作ってくれます。
「ChatGPT」と英語で会話
さらに新たな学習ツールとして注目されているのが、【ChatGPTの音声機能】を使った英会話練習です。
遊園地スタッフをやっているという20代女性は、「自分の想定するシチュエーションで喋ってくれるから」と活用中。
まずは日本語でどんなシチュエーションにしたいのかを入力。
<私が遊園地スタッフだと想定して、観光客の体にして話しかけてみて!英語でお願いね>
すると、ChatGPTが質問を考え、英語で「かわいいお土産はどこで買えますか?妹に特別なものを買ってきてと頼まれて」と話しかけてきます。
20代女性:
「We have a popular character. The name is Guddu-kun.」(グッドくんという人気キャラクターがいます)
英語で答えるとすぐにテキストに起こしてくれて、文法のミスや表現の印象までアドバイス。
20代女性:
「あんまり伝わってないよと顔文字が渋くなったりとか。会話の練習をしたかったからちょうど良かった」
地理も数学も「英語だらけ」の中高生
学校の授業も変わりつつあります。
私立の「帝京中学校」(東京・板橋区)で、1年生の地理の授業をのぞくと…
生徒:
「This is Nikko Toshogu in 1617.」(こちらは1617年に建てられた日光東照宮です)
地理なのに英語で話す生徒たち。これは、生徒たちが調べた日本各地の文化を“英語で発表”する授業で、私立を中心に増えている【インターナショナルコース】の取り組みです。
教室には先生が3人。英語で社会を教える外国人、日本語でサポートをする日本人、さらに英語のより良い使い方をアドバイスする外国人の先生たちが、役割分担して日本の教科書の内容を英語で教えているのです。
インターナショナルコース主任・関 陽平先生:
「日本のカリキュラムをしっかり学んだ上で英語以外の教科も英語で学ぶというのは、“進路やキャリアを広げるきっかけになる”」
コースは中高一貫で、中学では週2回・数学と社会の授業、高校では週4日・数学や西洋文化史などの授業を英語で教えています。
高校2年生にもなると英語の問いかけにも、流ちょうな英語で返すように。映画を観る時は“音声も字幕も英語”という女子生徒は「リスニングとか読む力とか、その単語を調べたりできる」
ちなみに、1年間の学費は約70万円(入学金などは別)と、都内の私立中学・高校とほぼ同じです。
帝京高校生徒の保護者:
「学校の中だけで“耳が育つ”。普通の高校ではできない経験なので学費に対してはお得」
帝京中学生徒の保護者:
「私は英語でうまく会話ができないのがすごくコンプレックス。“もっともっとコミュニケーションを取っていい”と子どもたちにわかってほしい」
学校側にも英語に力を入れる理由があるといいます。
インターナショナルコース主任・関 陽平先生:
「かつてはスポーツに力を入れて生徒を募集する時期があったが、学校教育の無償化や少子化もあって私立の競争がすごく激しくなっている。その中で一つの武器としての英語」
(THE TIME,2026年3月10日放送より)