CLOU、東京スマートエネルギーWeekに出展、日本のハイエンド蓄電市場を支える
東京, 2026年3月17日 /PRNewswire/ -- 2026年3月17日から19日まで、日本最大級かつ高い専門性と影響力を有する国際再生可能エネルギー展示会「スマートエネルギーWeek 2026春」が東京ビッグサイトで開催された。BNEFのTier1エネルギー貯蔵システム・プロバイダーであるCLOU Electronicsは、地域密着型の蓄電ソリューションを携えて本イベントに出展し、最先端製品と稼働実績を有するプロジェクトを通じて日本市場での存在感を高めるという揺るぎない戦略的方針を示した。
ローカライズ製品とプロジェクト展開で日本市場を開拓
CLOUは、日本市場の特有の需要に対応する製品として、10フィートコンテナ型全液冷式エネルギー貯蔵システム「Aqua-C2.5S mini」シリーズと、現地用途向けに設計した関連ソリューションを展示した。初期のベンチマークプロジェクトの展開に後押しされ、同社は展示会でも大きな注目を集めた。
日本向けに特別に設計された「Aqua-C2.5S mini」シリーズは、日本の輸送基準、地形特性、利用要件に対応する。コンパクトで軽量な設計を特長とする本システムは、基本容量2MWh、フル構成時には2.5MWhまで拡張可能。バッテリーコンテナ1基の重量はフル積載時でも23トン未満であり、日本国内の大半の道路輸送における重量制限に適合する。コンパクト設計により、不整形地を含む多様な設置条件に柔軟に対応する。2MW/8MWhプロジェクトの場合、CLOUの統合ソリューションに必要な最小敷地面積はわずか133平方メートルであり、土地利用効率を大幅に向上させる。
2025年12月、「Aqua-C2.5S mini」シリーズを採用した愛知県の2MW/8MWh独立型蓄電所が正式稼働を開始した。これはCLOUにとって日本初となる系統側AC/DC統合蓄電プロジェクトであり、機器納入から1週間で系統接続を完了し、直ちに地域電力系統の一次調整力サービスに参入した。この成果は、日本の電力市場における高い参入障壁を突破したことを示すものであり、地元の系統運用機関からも高い評価を得た。
展示会でのメディアインタビューで、CLOU Electronics Energy Storage Overseas Business CenterのAPAC地域ゼネラルマネージャーの高巌輝氏は次のようにコメントした。「Aqua-C2.5S miniの研究開発と商用化は、CLOUの中核競争力を示すものだ。世界各地の複雑な系統に対応してきた30年の知見を活かし、製品設計のあらゆる側面に系統レベルの安全性、安定性、リアルタイム対応機能を組み込んだ。自社のフルスタックR&Dの強みを活かし、BMS、PCS、EMSの最適なクロスレイヤー統合を実現した。さらに、Midea Groupのエコシステム支援と組み合わせることにより、高い信頼性、コスト競争力、効率的な供給体制を備えた蓄電ソリューションを日本市場に提供し、日本での戦略的展開に向けた強固な製品基盤を築いた。」
日本:ハイエンド市場検証と技術ベンチマーキングにおけるCLOUのグローバル戦略上の重要拠点
日本の蓄電市場は現在、政策主導モデルから、市場需要と系統上の必要性の双方に支えられるモデルへと進化している。系統安定化、多様なビジネスモデル、技術コストの低減、性能向上が、その発展を支える中核的原動力となっている。CLOUの世界的な蓄電事業展開における日本市場の戦略的重要性について、Charles Gao氏は次のように述べた。「日本はCLOUのグローバル戦略における極めて重要な拠点であり、ハイエンド市場検証のテストベッドであると同時に、技術的卓越性のベンチマークとして機能する。
市場面では、日本は厳格な安全規制、複雑な系統接続要件、高い顧客要求を備えた市場であり、世界基準の一つとなっている。愛知県プロジェクトのような系統適合プロジェクトでの市場参入と納入の成功は、CLOUの技術力、製品品質、プロジェクト遂行能力に対する最も厳しい試金石であり、最高の評価でもある。これは、他の先進市場への展開においても大きな意義を持つ。
技術面では、限られた土地資源、厳しい輸送条件、自然災害リスクなど、日本特有の制約への対応を通じ、製品革新を推進してきた。重量23トン未満の10フィートコンパクトシステム「Aqua-C2.5S mini」がその好例である。こうした日本仕様のソリューションは、当社のグローバルな製品ポートフォリオの競争力強化にもつながっている。
戦略面では、再生可能エネルギー分野の先進市場である日本のエネルギー転換の道筋と系統課題は、将来を見据えた貴重な洞察を提供する。日本市場に深く関与することで、将来の系統需要をいち早く予測し、その洞察を研究開発にフィードバックして、世界的な技術リーダーシップを維持できる。」
今後、CLOUは市場動向を注視しながら、東京スマートエネルギーWeekへの出展を契機として、地域密着型の製品・ソリューションの研究開発をさらに推進する。Mideaのエネルギー戦略の中核として、同社は堅牢なハードウェアの信頼性と高度なソフトウェア機能を兼ね備えた蓄電製品を日本市場に提供する。また、インフラとしての蓄電システム開発にも注力し、包括的な系統サポート機能を備えた製品エコシステムの構築を進める。日本のエネルギー転換への関与を深め、現地パートナーと連携しながら、日本の蓄電市場の巨大な可能性を引き出し、地域密着型戦略を通じてグローバル蓄電事業の高品質な成長を推進する。