愛犬が肥満かどうかを判断する方法3つ なぜ太ってしまうの?体型維持のコツまで
犬と人間の距離が縮まり、犬が家族同様に育てられるようになった近年、肥満傾向の犬が増えていると言われています。肥満が万病の元であるのは人間も犬も同じ。あなたの愛犬は大丈夫ですか?
あなたの愛犬は大丈夫?犬の肥満の判断方法

人間の肥満度を確認するためにはBMIという指標が有名です。BMIは身長と体重を元に客観的な数値で肥満度を確認できますが、残念ながら犬にはそのようなものはありません。
犬は犬種ごとに体長や体重が大きく異なってしまうため、共通した1つの指標では測れないためです。
犬の肥満度を確認するために用いられるのが『BCS(ボディコンディションスコア)』です。
これは犬の肥満度を「痩せ」「やや痩せ」「理想体重」「やや肥満」「肥満」の5段階に分けて評価するものですがBMIのように数値に基づくものではなく、やや客観性に欠けます。
以下がBCSの判断方法ですが、自分で確かめたいときは「自分の愛犬は太ってない!」と信じたくても甘く判断しないのがポイントです。
真上から見てくびれの有無を確認する
愛犬を真上から見下ろして、腰のくびれの有無を確認します。くびれがはっきり見られるほど痩せの傾向が強く、くびれが見えにくいほど肥満傾向となります。
横から腹部のつり上がりを確認する
くびれと合わせて確認したいのが、横から見たときのお腹のつり上がり具合です。お腹が後ろ足の付け根に向かってキュッとつり上がっていれば痩せ傾向、お腹が地面に対して平行だったり垂れ下がったりしていれば肥満傾向です。
骨を触ってみる
実際に愛犬の体に触れてみて、肉の上から骨を感じることができるかを確認します。特に確認したいのは肋骨です。肋骨を触ることができれば痩せ傾向、お肉が邪魔をして肋骨の感触を確かめることができない場合は肥満傾向となります。
犬が太ってしまう理由

人間の肥満の場合、原因の多くは不摂生であったり過食であったり、その責任の所在は本人の自己管理不足にあることがほとんどです。しかし犬の場合、肥満の原因はほぼ100パーセント飼い主さんにあると言っても過言ではありません。
ごはんの量が適正でない
原因の1つ目は摂取カロリー過多です。普段のごはんの量が多すぎる可能性を疑いましょう。体重ごとの目安の適正量がドッグフードに必ず表示されています。目分量で与えている場合、しっかり計測してから与えるようにしましょう。
また注意したいのがこの表示量は「1日分」であることがほとんどということです。時折「1日分」を「1回分」と勘違いして倍量与えてしまっている人がいます。あなたは大丈夫ですか?
おやつやおすそ分けが多すぎる
摂取カロリー過多となる原因のほとんどはごはんの与えすぎではなく、おやつやおすそ分けが多すぎることです。愛犬のおねだりが可愛いからと甘やかして、求められるままに与えているとあっという間にカロリーオーバーとなってしまいます。
特に人間用に味付けされた食事はカロリーが高いため要注意です。
運動量が少ない
犬には犬種やライフステージに応じた必要運動量があります。この運動量が満たされていないと肥満の原因となります。また太って体が重くなると運動をするのが億劫になり、さらに肥満傾向に拍車がかかるという負のループに陥ってしまうことも注意すべき点です。
病気が隠れている
犬の肥満が飼い主さんの責任でないわずかな可能性として、病気が隠れていることが挙げられます。甲状腺機能低下症やクッシング症候群を患っている場合、食べていないのに太っていくという症状が現れることがあります。
また肝臓病や心臓病、その他腫瘍などで臓器が腫れたり、腹水のせいでお腹が膨らみ、一見すると太っているように見えることがあります。
犬の体型維持のコツ

おやつをあげる場合はごはんの量を調整する
おやつやおすそ分けを与えすぎてしまったという場合には、ごはんの量を減らすように調整しましょう。
トレーニング中でモチベーターとしておやつが必要な場合など、たくさんおやつをあげる機会が必要な場合には、主食のフードを計測して取り分けておき、その中から取り出したフードをおやつとして1粒ずつ与えましょう。そうすると総カロリー数を上回ることを防げます。
おやつは量より回数
また犬は同じ量のおやつを食べるのでも、一気にたくさん食べるよりも、少しずつ分けて回数をたくさん食べる方が満足する性質があります。おやつを与えるときは小分けにしましょう。
必要運動量をしっかり確保する
しっかり運動してカロリーを消費することもとても大切です。すでに肥満気味で体を動かすのを嫌がる場合も、無理強いをしない程度に少しずつ運動させましょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?「うちの子はちょっとくらい太っている方が可愛いから」という言い訳をよく聞きますが、肥満が愛犬の寿命を縮める可能性があると聞けばそんなことは言っていられないはずです。愛犬の体重管理は飼い主さんの責任と胸に刻みましょう。
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