プロ野球界最高の“火消し役”は誰だ! 「損保ジャパン HIKESHI賞」設立発表会

2026-03-26 09:20

損害保険ジャパン株式会社と一般社団法人日本野球機構が新たにパートナー契約を結び、2026年レギュラーシーズンよりセ・パ両リーグの救援投手を表彰する新賞「損保ジャパン HIKESHI賞」を設立。その発表会が3月25日に東京・新宿の同社本社ビルで行われた。会場では同賞設立の背景や独自指標による選考基準などが語られたほか、元プロ野球選手で野球解説者の五十嵐亮太とタレントの磯山さやかをゲストに招いたトークセッションを実施。かつて球界屈指の火消し役として活躍した五十嵐が救援投手の極意を語るなど、野球観戦にもうひとつ楽しみ方が加わりそうな本賞の魅力を伝えた。

損保ジャパンと救援投手の“火消し”の精神が共鳴

プロ野球の試合でピンチの場面に登板し、失点を最小限に抑える“火消し役”と呼ばれる投手たち。彼らを讃える賞が新たに生まれる。

今週末から開幕するプロ野球セ・パ両リーグで新たに設立される「損保ジャパン HIKESHI賞(ひけししょう)」は、中継ぎ投手、抑え投手を対象に、ピンチの際の「火消し」に最も貢献した投手を表彰する賞だ。詳しい評価基準は後述するが、同賞ならではの独自指標で救援投手の活躍を定量的に可視化。まさに火消しの活躍度が高い投手ほど多くのポイントが得られる仕組みになっているのが特徴だ。

最初に登壇した損害保険ジャパン株式会社の石川耕治社長は、明治21年に日本初の火災保険会社として設立後、企業として消防庁に唯一認可された施設消防団の活動を通じて地域を守ってきた同社の歴史を始めに紹介。その上で「火災を未然に防ぎ、万が一の時にはいち早く駆けつけるという姿勢は私たちの損保ジャパンのルーツです」と述べ、「絶体絶命のピンチでマウンドに上がり、その一球で球場全体に安心感をもたらす救援投手。その姿は、私たちが創業以来大切にしてきた、人々の暮らしを罹災からお守りしたいというDNAと共鳴するものだと確信しています」と本賞設立に思いを述べた。

続いてNPBの中村勝彦事務局長とセントラルリーグ統括部長の杵渕和秀氏から紹介された本賞の選出方法と、選考基準となる「HIKESHIポイント」の計算式は次の通り。

従来、救援投手を評価する指標にはホールドポイントやセーブポイントがあるが、加点だけでなく減点のシステムを設けることで火消しの成否がより鮮明になり、また、登板時に抱える走者数によってピンチの度合いが可視化されるのが面白いところだ。ここでは次のような計算例も紹介された。

ちなみに過去3年間の成績を本基準に照らし合わせると、各リーグの上位5名は次のようになる。

昨季のライデル・マルティネス選手(巨人)のように抑え投手がトップに立つケースもあるが、回頭のランナーを背負っていない場面で登板する抑え投手よりも回の中盤でピンチを迎えた際に登板する中継ぎ投手の方が、減点のリスクも多い分、加点のチャンスも大きいシステムといえるだろう。

なお、受賞者には賞金100万円が与えられ、HIKESHIポイント獲得数でトップに輝いた選手とは別に、ファン投票によるセ・パ各リーグ1名ずつの「特別賞」も設けられる予定だという。

五十嵐亮太と磯山さやかの「ピンチへの備え」は?

五十嵐亮太と磯山さやかを迎えた後半のトークセッションでは、メジャーリーグでも活躍し、NPB通算70セーブ163ホールドの記録を持つ五十嵐が「火消しの場面を評価してくれる賞ができて嬉しいですね。いっそHIKESHIポイントを球団の査定に加えてほしいくらい」と始めにコメント。一方、芸能界屈指のプロ野球ファンとして知られる磯山は「野球好きからするとピンチの場面で火消ししてくれるって相当嬉しいんですよね。でも、選手の皆さんは大変だと思いますし、そういうメンタルの部分を含めて評価されるような選考基準がいい」とファン目線の率直な感想を語った。

次に「最も記憶に残っている火消しのマウンド」として、ソフトバンクホークス時代にワンアウト満塁の場面で登板した2014年5月23日の阪神タイガース戦をあげた五十嵐は、続く「救援選手としてピンチを乗り越えるために一番大切なことは?」という質問に「事前の備え」と回答。「中継ぎ投手というのは登板した瞬間から最大限の力を出して1イニングを終わらせることが大切なので、先発ピッチャーとは違った試合への備え方や準備の仕方が必要なんです。長いシーズンを戦う上でも、長く野球をやっていく上でも野球選手にとって備えはすごく大事です」とその意味を述べた。

同様に「日常生活で意識しているピンチの備え」を尋ねられた磯山は「もしもの意識」という言葉をあげ、「日頃からもしもの時にしっかり備えておくことが、余裕を持つためにも大切だと思います」と回答。さらに「新幹線や飛行機に乗る時にも何かあった際にどこから逃げればいいかを考えたり、道を歩いている時も前後を意識しながらもしもの時に今持っている物で防御できるかを考えて…」などと人気タレントらしい防御本能の高さを伺わせると、選手時代に彼女からインタビューを受けたエピソードを持ち出した五十嵐が「確かに話しながら警戒されているのを思い出しました」と反応。「当時は長髪で、プロ野球選手に勝手なイメージがあったので『気をつけないと』って。結局大丈夫でしたけどね(笑)」とぶっちゃけトークを繰り出して笑いを呼んだ。

「私たちがこの賞を通してお伝えしたいことは野球の魅力だけではありません。どれほど平穏な日々であっても予期せぬリスクつまり人生のピンチは誰にでも訪れる可能性があります。その中で、当社は救援投手がマウンドで安心を届けるように保険商品やサービスを通じて社会に確かな備えという名の安心感をお伝えしていきたいと考えております」と話した石川社長。いよいよやってくる2026年のプロ野球シーズン、誰が初代のHIKESHI賞に輝くのか、今から結果が楽しみだ。

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