猫が『特定の人』だけ避けるときの理由5つ もしかして嫌われている?考えられる原因とは
飼い猫が、特定の家族だけとか、特定の来客にだけ嫌悪感を表したり、さりげなく姿を隠したりして、明らかに「嫌がっている」とわかることがあります。しかし、嫌われている本人は、なぜ自分だけが嫌われているのかについての心当たりがないことも多いです。今回は、猫が特定の人だけを嫌うときの理由や、嫌われた方が猫との関係を修復するためのポイントについてまとめました。
猫が特定の人だけを避けるときの理由

1.トラウマとなる出来事があった
猫は生存本能の強い動物なので、「身の危険」を感じた経験は決して忘れないと言われています。そして同じような状況に直面した時に、それを回避することで自分の身を守ろうとします。
猫が特定の人だけを避ける場合、最も可能性の高い理由として、過去にその人から「身の危険」を感じるような強烈に嫌な思いや怖い思いをしたことがあり、それがトラウマになっていることが考えられます。
まだ3歳だった筆者の甥が遊びに来たときのことです。彼は、まだ子猫だった愛猫と仲良くなりたかったようで、私が目を離した隙に子猫を部屋の隅まで追い詰めた挙句、無理やりキスをしてしまいました。
それがトラウマとなった愛猫は、彼が分別のある優しい大人に成長した後も、彼が遊びに来ると姿を隠してしまい、一切姿を現さなくなってしまいました。
2.自分のペースが守れないので煩わしい
トラウマになるほどの体験ではなくても、猫は自分のペースを無視して接触しようとする人を苦手と感じることが多いようです。気持ちよく日向ぼっこをしていたらいきなり抱き上げられる、嫌だと言うサインに気付かずにいつまでも撫で続けるといった人に対しては、次第に避けるようになる傾向が見られます。
3.乱暴な言動が怖い
猫の聴覚は人よりも精度が高く、人には聞こえないくらいの小さな音や高周波数の音も聞こえることがわかっています。そのため、特に大声で話す人や、ドタバタと大きな足音を立てたり、物を雑に扱って音を立てるような人を苦手に感じる傾向が強いです。
また、人は猫よりも体格が大きく、力も強いです。それだけでも脅威的な存在なのに、乱暴な動作や予測不能なタイミングで大きな動作を行えば、強い警戒心を抱いても不思議ではありません。
4.嫌なニオイがする
猫は、嗅覚もとても優れています。人には嗅ぎ分けられないような微妙な量の成分も嗅ぎ分けられると言われています。そのため、人には良い香りでも、猫には不快に感じるニオイもたくさんあるようです。
代表的なのが、香水、アロマオイル、薬品、タバコなどのニオイです。もし喫煙者や特定の香水をつけている人に対して避けるような振る舞いをするのであれば、禁煙する、香水の量を減らす、種類を変えるなどの工夫をしてみてください。
5.特定の行動だけを忌避する
その人の全てが嫌いなわけではなくても、特定の行動だけが苦手だという場合もあります。例えば、普段はいつもそばで甘えているのに、夜になるとその人の布団にだけは入らないといったような場合は、寝相が悪い、いびきがうるさい、寝付くまでずっと肉球を撫で続けるなどの行為が嫌なのかもしれません。
嫌われた関係を修復するためのポイント

ゼロから関係を構築し直して記憶を上書きする
過去に強烈なトラウマ体験をさせてしまった場合の関係の修復は、決して簡単ではありません。それでも関係を修復したければ、時間をかけてゆっくりと良い交流を重ねることで、「この人は怖くない」と猫の記憶を書き換えていくことが大切です。
とにかく猫を怖がらせないことと、猫のペースに合わせて関係を改善していくことを心がけましょう。
猫のペースを最優先する
ご家族の中には、あまり猫の気持ちを考えずにご自身の思いだけで行動してしまう方がいるかもしれません。そういう方は、猫が出している「もうやめて」というサインに気付けずに、いつまでも撫でたり構ったりしてしまうため、嫌われやすくなるでしょう。
ご自身では気付きづらいため、周囲のご家族が「イカ耳やしっぽを大きく振っている時にはやめてほしいと思っているのだから、そこで一旦解放してあげるといいよ」と教えてあげましょう。その方も、だんだんと猫との上手な付き合い方を理解していくはずです。
静かで穏やかな言動を心がける
地声が大きかったり、リアクションがオーバーになりがちな方や、大きな物音を立てて歩く方は、無自覚なことが多いです。これも、周囲のご家族が注意してあげることが望ましいです。
小さい子どもからなんとなく怖がられているという自覚のある方は、同じように声が大きかったり動作が少し乱雑気味なことが多いので、気をつけるようにすると良いでしょう。
ニオイに関連する習慣を変える
タバコに関しては、ニオイ問題だけではなく、愛猫を病気から守るためにも禁煙を強くおすすめします。
また、洗濯洗剤や柔軟剤、シャンプーなどを変えたら猫から避けられるようになったという場合もあります。心当たりのある場合は、元に戻すことを検討してみてください。
特定の行動を改める
特定のシーンでだけ避けられてしまうという方も少なくありません。心当たりのある方は、そのシーンにおけるご自身の行動を振り返ってみてください。何か改善点が見つかるかもしれません。どうしても見つからない場合は、他のご家族に相談してみるのも良いでしょう。
まとめ

猫は、元々警戒心や独立心が強い動物です。そのため、自分に不利益となるような人や状況をしっかりと記憶し、回避することで自分の身を守る習性があります。特定の人を避けるような場合も、嫌いだから避けているというよりも、「避けることで身が守れる」と思っていることが多いようです。
「好き・嫌い」の感情を変えるのは難しいですが、「不利益な人」を「無害な人」や「良い人」に変えることは、さして難しいことではありません。猫があなたを避けている理由を見つけてきちんと対処すれば、きっと関係を修復し仲良く過ごせるようになるでしょう。
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