犬がウンチをした後に『地面を蹴る』のはなぜ?やめてほしい場合に飼い主ができることまで

2026-04-02 20:00

愛犬が排泄のあとに勢いよく地面を蹴る姿、驚きますよね。実はこれ、本能からくる大切なサインなんです。その理由や、お散歩中の困った蹴り癖を優しく落ち着かせるコツなど、初心者にもわかりやすく解説していきます。

犬がウンチの後に「地面を蹴る」理由

地面を蹴る犬

自分のにおいを広めたい(マーキング)

犬の足の裏、肉球の間には「アポクリン腺」というにおいを発する器官があります。地面を力強く蹴ることで、そこから出る自分自身のにおいを地面にこすりつけ、さらに土を飛ばして広範囲に自分の存在をアピールしているのです。

これは「マーキング」と呼ばれる本能的な行動で、縄張りを主張する意味があります。特に他の犬がよく通る場所では、自分の情報を残そうとして熱心に蹴ることが多いです。野生時代の名残なので、犬にとってはごく自然なコミュニケーションのひとつといえます。

やり遂げた後の「スッキリ感」

排泄が終わった後の開放感やスッキリした気持ちが、気分の高まり(興奮)となって地面を蹴る動作に現れることがあります。人間がスポーツで良い結果を出したときにガッツポーズをする感覚に近いかもしれません。

特に、散歩中の心地よい刺激によってテンションが上がっている状態だと、より力強く後ろ足で地面を蹴り上げる姿が見られます。

この場合、攻撃的な意味はなく、単純に「あぁ、スッキリした!」というポジティブな感情が体全体から溢れ出しているサインといえるでしょう。

視覚的な「足跡」を残して目立たせたい

地面を蹴る理由には、においだけでなく「見た目」の変化で自分をアピールする目的もあります。土を激しく掘り返して足跡や爪跡をしっかり残すことで、後から来た他の犬に対して「ここに強い犬がいるぞ」と視覚的なサインを送っているのです。

単にウンチがあるだけでなく、その周辺が荒らされている様子を見せることで、自分の存在感をより大きく見せようとする本能が働いています。これは犬にとって、自分の強さや健康状態を周囲に示すための、大切で誇らしいデモンストレーションなのです。

「地面を隠している」わけではない?

地面を掘る犬

よく「猫が砂をかけるように、ウンチを隠そうとしているのでは?」と思われがちですが、犬の場合は全く逆の目的を持っています。猫は敵から身を隠すために排泄物を隠しますが、犬はむしろ「ここに自分がいるぞ」と周囲に知らせたいのです。

土を蹴り飛ばしてにおいを拡散させる行為は、自分を大きく見せるための行為でもあります。

そのため、砂が全くかかっていなかったり、あらぬ方向に土が飛んでいったりしていても、犬としては「しっかりアピールできた」と満足していることがほとんどです。

やめてほしい時に飼い主ができる対策

犬のリードを引く

もし足腰への負担や周りへの砂跳ねが気になる場合は、蹴り始める前に「名前を呼ぶ」のが一番効果的です。排泄が終わった瞬間に、明るい声で名前を呼び、飼い主の方に注目させましょう。

また、蹴る動作には予備動作があるため、腰を上げた瞬間に優しくリードを引いてその場を数歩離れるのも良い方法です。

「お座り」や「待て」などの合図を出し、別の行動に意識を向けさせることで、高ぶった気持ちを落ち着かせることができます。上手に蹴らずに移動できたら、しっかり褒めてあげてください。

やめさせる時に注意したいポイント

肉球チェック

地面を蹴るのは犬の本能なので、強く叱りつけるのは避けましょう。叱ってしまうと、犬は「排泄したこと自体が悪いことだ」と勘違いし、隠れて排泄するようになったり、我慢したりする原因になります。

また、硬いアスファルトの上で激しく蹴り続けると、肉球をすりむいて血が出てしまう恐れがあります。

蹴る癖がある犬の場合は、できるだけ草地や柔らかい土の上で排泄させるよう誘導し、終わった後は肉球に傷がないか優しく確認してあげるなど、安全面への配慮を忘れないようにしましょう。

まとめ

芝生を蹴り上げる犬

犬が地面を蹴るのは、自分の存在を伝えるための大切な本能です。無理にやめさせる必要はありませんが、場所によってはマナーや怪我への配慮が必要になります。

愛犬の気持ちに寄り添いながら、名前を呼んだり場所を選んだりして、お互いにストレスのないお散歩タイムを楽しみましょうね。

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