猫が『マウンティング』行動を取る理由3つ どんな意味があるの?やめさせたほうがいい?
愛猫がほかの猫にまたがったり、逃げないように首に噛みついたりする行動を見せると、「どうしてこんなことをするの?」と不思議に感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。ちょっと驚く行動に見えるかもしれませんが、猫にとっては気持ちや本能を表す自然なサインのひとつです。実は、猫同士の関係やそのときの気分が関係していることも少なくありません。この記事では、猫がマウンティング行動を見せる主な理由を解説します。
猫の「マウンティング」とは?

猫がほかの猫や人の腕にくっつく「マウンティング」。犬の行動というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、猫にも見られる行動です。突然始まると「ケンカなの?」「性的な意味?」と驚く飼い主さんも少なくありません。
結論から言うと、マウンティングにはいくつかの心理が隠れており、必ずしも問題行動とは限りません。猫にとっては自分の気持ちを表す行動として考えられています。
たとえば、2匹の猫が暮らしている家庭で、片方の猫がもう一方の背中に乗る場面を見たことはないでしょうか。あるいは、飼い主の腕や毛布にしがみつくような動きもよくある光景です。これらはすべてマウンティングの一種といわれています。
去勢・避妊手術が済んでいない猫に多く見られますが、手術後の猫であってもさまざまな
理由によってマウンティング行動をとることがあります。
その意味を理解しておくと、必要以上に心配したり叱ったりせずに済むようになるでしょう。
猫が『マウンティング』行動を取る理由

1.優位性アピールするため
去勢・避妊手術が済んでいる猫がマウンティングをする代表的な理由は、自分の立場を示すためです。いわば「自分のほうが強い」という意思表示といえます。
多頭飼いの家庭では、猫同士の関係性が自然とできあがります。どちらが先にごはんを食べるか、どの場所で寝るかなど、日常の中で微妙な順位が決まっていくものです。その過程で、片方の猫がもう一方の背中に乗る行動が見られることがあります。
たとえば、新しく迎えた猫に対して先住猫がマウンティングをするケースはよくあります。飼い主からすると「いじめているのでは?」と心配になりますよね。
実際には「ここは自分のテリトリー」「自分のほうが先に住んでいる」というメッセージを伝えている場合が多いようです。
軽いマウンティングだけで終わり、その後も普通に過ごしているなら大きな問題ではないことがほとんどです。
猫同士の関係づくりの一部として見られる行動といえるでしょう。
2.発情や本能による行動
マウンティングには性的な本能が関係している場合もあります。特に去勢していないオス猫ではよく見られる行動です。
発情期のオス猫は交尾の本能が強くなります。その影響で、相手が猫でなくてもマウンティングの姿勢を取ることがあります。クッションや毛布、飼い主の腕などにしがみつく行動を見たことがある人も多いでしょう。
一見すると驚くような行動ですが、猫にとっては本能に従った自然な反応です。まだ若い猫や、去勢前の猫では特に起こりやすい傾向があります。
去勢手術をするとホルモンの影響が減るため、こうした行動が落ち着くケースも少なくありません。もし頻繁に見られる場合は、体の成長やホルモンの影響を考えることも大切です。
3.興奮やストレスの発散
意外に思われるかもしれませんが、マウンティングはストレス発散として行われることもあります。
猫は興奮が高まると、そのエネルギーをどこかで発散しようとします。遊びの途中で急に相手の猫に飛びついたり、毛布にしがみついたりする行動がその一例です。
たとえば、激しくじゃれて遊んでいた猫が突然相手を押さえつけるような場面を見たことはありませんか。遊びの延長として興奮が高まり、そのままマウンティングにつながることがあります。
運動不足や刺激の少ない生活でも似た行動が見られることがあります。エネルギーが余っていると、猫は独特の形で発散しようとするためです。
この場合は、十分な遊び時間を確保してあげると落ち着くことが多いでしょう。狩りを模した遊びを取り入れると、猫の本能を満たすことにもつながります。
まとめ

猫のマウンティング行動を見ると、「ケンカしているの?」「問題行動では?」と心配になる人も多いものです。
けれども実際には、猫同士の関係を確認するためのサインだったり、本能や興奮の表れだったりと、さまざまな理由が隠れています。ほとんどの場合は猫にとって自然な行動であり、必ずしも無理に止めさせる必要はありません。
大切なのは、その行動がどんな場面で起きているのかを落ち着いて観察することです。遊びの延長なのか、縄張りの主張なのか、ストレスの発散なのかが見えてくると、愛猫の気持ちも少しずつ理解できるようになります。
もちろん、相手の猫が強く嫌がっていたり、ケガにつながりそうなほど激しくなったりする場合は注意が必要です。遊びに誘って気をそらしたり、生活環境を見直したりすることも大切でしょう。
驚いたときこそ叱る前に「なぜだろう?」と考えてみましょう。そんな視点を持つことが、愛猫との信頼関係をより深めるきっかけになるはずです。
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