『畳とフローリング』猫との暮らしで選ぶならどっち?それぞれの良い点・悪い点を解説
猫との暮らしで意外と重要になるのが、床材です。快適さはもちろん、安全面や衛生面で大きな違いがあります。今回は、畳とフローリングのそれぞれの特徴について解説します。
畳のメリット

- 足腰への負担が少ない
- 夏は涼しく冬は暖かい
- リラックスできる香り
近年、畳の部屋そのものが少なくなっていますが、猫との暮らしでは大きなメリットがあります。中でも、柔らかくて滑りにくいという点は最大の魅力といえるでしょう。運動時の衝撃を和らげ、関節や骨、肉球への負担を減らしてくれます。
また、通気性や保温性に優れている点もポイントです。というのも、イグサの中は空洞になっています。夏は通気性がよく、冬は保温性が高いため、季節問わず快適に過ごせます。畳が湿気を吸ってくれるため、ジメジメと不快な雨の日も心地よく過ごせます。気温の変化に敏感な猫にとっては、最高の寝床となるでしょう。
畳から放たれるイグサの香りは、リラックス効果をもたらすというメリットも。猫は畳の部屋を好む傾向がありますが、その独特な香りが落ち着くからという説もあるようです。
ちなみに、フローリングしかない家でも、「畳カーペット」など簡易的なアイテムで畳の部屋を楽しむこともできます。
畳のデメリット

- 排泄物やニオイが染み込みやすい
- ダニやカビが発生しやすい
- 爪とぎにされやすい
体への負担が少なく居心地がいいことが畳の魅力ですが、いくつかデメリットもあります。そのひとつは、汚れやニオイが染み込みやすいということ。マーキングや粗相をする猫の場合、畳が汚れて不衛生になってしまう可能性が高いでしょう。また、イグサの隙間にゴミやホコリ、ダニが入り込みやすく、掃除がしにくいという欠点もあります。
部屋の湿度を整えてくれる半面、イグサが湿気を吸ってカビが発生してしまうことも。
畳を爪とぎにしてしまう猫も少なくありません。凹凸があってとぎやすく、格好の爪とぎスポットとなる可能性があります。
これらのデメリットを回避するために、「ペット対応畳」などを検討してみるのもおすすめ。通常の畳より耐久性が高く、中には水洗い可能なものまであります。畳の交換が難しい場合は、畳の上にフロアマットや絨毯を敷くといいでしょう。
フローリングのメリット

- 掃除が楽
- 熱がこもりにくい
フローリングのメリットは、なんといっても掃除が楽なことです。畳のような細かな隙間が少なく、水気に強いという大きな魅力があります。排泄物やこぼれた猫砂、食べこぼしを掃除しやすいでしょう。畳よりはダニが入りにくい点もメリットです。抜け毛もさっと掃除できるため、衛生面での利点が多いといえるでしょう。
また、熱がこもりにくいという点もメリット。フローリングの上でゴロゴロ転がってくつろぐ猫は多く、夏場も冷たくて心地いいと考えられます。
畳のように凹凸がないため、爪が引っかかってケガをするリスクが低いのも魅力です。爪とぎとして認識されにくく、綺麗な状態を保つことができます。
フローリングのデメリット

- 滑りやすい
- 冬場の寒さ
フローリングの最大のデメリットは、猫が滑りやすいことでしょう。凹凸がないため、走り回っているうちに滑ってケガをしてしまうことがあります。そこまでに至らずとも、長い時間をかけて関節を痛めてしまう可能性も。猫への負担だけでなく、床下に足音が響いてしまう点も欠点です。
また、夏場は快適に過ごせる半面、冬場は非常に冷え込みます。ベッドやマットなど、防寒アイテムとの併用が必須となるでしょう。体の冷えは、様々な疾患のリスクを高める要因にもなります。
とはいえ、フローリングを他の床材に変えるのは非常に困難です。猫の生活スタイルを見ながら、フロアマットや絨毯を敷いてあげてください。最近主流となっている「ジョイントマット」は防水性も高く、掃除がしやすいのが利点。滑りやすさも軽減されるため、一度試してみてもいいかもしれません。
まとめ

畳にもフローリングにも、それぞれのメリット・デメリットがあります。飼い主さんの好みや猫の性格で異なるため、「滑りやすさ」「掃除のしやすさ」を軸に考えてみるといいでしょう。簡易的な畳やフローリングマットもあるため、併用するのも一つの手です。
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