電気代「早ければ6月から上がる」…ホルムズ海峡をめぐっては協議を目前にアメリカとイランで異なる主張 近づく協議で出口は見えるのか?【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-04-11 14:16

いよいよ始まるアメリカとイランの協議。イスラエル軍によるレバノン攻撃が続く中、予定通り開催されるのでしょうか。

【写真で見る】「彼らが我々を欺こうとするならば…」パキスタンでの協議へ向かうバンス副大統領

日本政府は石油備蓄“追加放出”へ…原油供給の行方どうなる

イラン情勢の悪化は、私たちにさらなる負担を強いるかもしれません。

電気事業連合会 森望 会長
「早ければ6月ぐらいから、電気代が今回の中東情勢を受けて上がる可能性はある」

全国の大手電力会社で運営する電気事業連合会の森会長は、エネルギー価格の高止まりは今後、電気料金に反映されてくると話しました。

原油の供給不安が続く中、政府が打ち出したのは…

高市早苗 総理
「5月上旬以降、第2弾の国家備蓄の放出として、約20日分を放出します」

原油供給の行方を左右するのが、ホルムズ海峡の動向です。

湾内では停戦合意後も、各国の船舶が留め置かれた状態が続いています。

このホルムズ海峡を巡って、アメリカとイラン双方の主張は大きく異なっています。

アメリカ トランプ大統領(9日 SNS)
「イランがホルムズ海峡を通過するタンカーに通行料を課しているという情報があるが、そんなことはあってはならないし、もしそうなら今すぐやめるべきだ!」

ホルムズ海峡の全面的な開放を改めて求めたトランプ大統領。ホルムズ海峡の通航を巡り「イランは極めて不十分な対応をとっている」「我々が交わした合意はそのようなものではない」と投稿。イラン側の対応を批判しました。

一方、イランの最高指導者モジタバ師は、声明で…

イラン モジタバ師(9日 イラン国営テレビ)
「我々はこの戦争で負ったあらゆる傷に対する賠償を確実に要求し、ホルムズ海峡の管理を必ず新たな段階へと引き上げる」

停戦合意の対象にレバノンは含まれる? 含まれない?

停戦合意で大きな懸念材料となっているのが、イスラエルによるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃です。

イスラエル軍は攻撃を続けていて、ロイター通信はレバノン保健省の発表として、8日のイスラエル軍による攻撃で303人が死亡したと報じています。

今回の停戦合意を巡っては、アメリカとイスラエルは「レバノンは対象に含まれない」と主張する一方で、イランと仲介国のパキスタンは「対象に含まれる」としています。

攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相ですが、内閣に対し、レバノン政府との直接交渉を早期に始めるよう指示したと明らかにしました。交渉では、ヒズボラの武装解除などを話し合うとしています。

ネタニヤフ氏がとった対応の背景には、トランプ氏の働きかけがあったとされています。

米・NBCテレビ
「トランプ大統領はネタニヤフ首相に対し、イスラエルによるレバノン攻撃を縮小するよう求めた」

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、イスラエルとレバノンの協議が来週、アメリカの国務省で行われる見通しだと報じています。

パキスタンで11日午前から始まる予定の、戦闘終結に向けたアメリカとイランの協議。イランの外務次官は、アメリカとの協議に「イランの代表団は出席する予定」だとしていますが、「イスラエルがレバノンへの攻撃を停止した場合に限る」と警告しています。

そして日本時間10日の午後9時半ごろ、アメリカのバンス副大統領は…

アメリカ バンス副大統領
「イラン側が誠意をもって交渉するつもりなら我々は喜んで手を差し伸べるが、彼らが我々を欺こうとするならば、その代償を払うことになるだろう」

このように述べ、協議が行われるパキスタンへ向かいました。

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