「少しビビってしまった」15歳の新星・西山実沙が全日本初制覇!強心臓の裏に見せた“等身大の素顔”【女子決勝】

■第80回全日本体操個人総合選手権 女子決勝(18日、高崎アリーナ)
アジア大会と世界選手権の代表選考会を兼ねた体操・全日本個人総合の女子決勝。予選を1位で通過した15歳・西山実沙(なんば体操クラブ/相愛学園高)が、全日本個人総合初制覇を果たした。パリ五輪代表の岸里奈をわずか0.101点差で抑え、今季シニアデビューの新星が頂点に立った。
1種目目の跳馬で「ユルチェンコ2回ひねり」を成功させ、全体トップとなる14.233をマーク。つづく段違い平行棒でも「アドラー~屈身イエーガー」などの連続技で着実に加点を積み上げ、こちらも全体トップの得点をマークした。
最終種目のゆかは、優勝への重圧がかかる場面でも安定した着地を見せ、シニア1年目にして、全日本女王の座を射止めた。演技後、注目されていたF難度の大技「ウィンクラー」を封印した理由について「直前まで悩んでいたが、少しビビってしまって使えなかった」と語り、強心臓な演技の裏にある15歳らしい素顔をのぞかせた。
悲願の初優勝を目指した女子最年長の26歳・杉原愛子(TRyAS)は2種目目の段違い平行棒でまさかの落下。着地にも失敗した。それでもミスを引きずらず、最終種目のゆかでは14.000点というハイスコアを叩き出し5位で全日本を終えた。試合後には涙を流し「最後のゆかは世界チャンピオンの意地というか、絶対に決めるぞっていう強い気持ちで。全日本の最後の演技になるから楽しんでやろうと思って・・・良かったです」と語った。
■女子決勝
優勝 西山実沙(なんば体操クラブ/相愛学園)110.332
2位 岸里奈(戸田SC/環太平洋大学)110.231
3位 岡村真(相好体操クラブ/四日市大学)109.430
4位 南埜佑芽(なんば体操クラブ/相愛学園)108.132
5位 杉原愛子(TRyAS)106.965
6位 宮田笙子(順天堂大学)106.864
7位 牛奥小羽(日本体育大学)106.399
8位 中村遥香(なんば体操クラブ/相愛学園)106.363