犬の世界でも『いじめ』は起こるの?犬同士の嫌がらせを防ぐために飼い主ができることはあるの?

2026-04-20 17:00

『犬同士の嫌がらせを防ぐために飼い主ができること』についてまとめました。本能や社会的なルールによって、いじめのような行動が起こることがあります。

犬の世界でもいじめは起こる?

小中大の3匹

人間の世界のいじめと犬の世界のいじめとでは本質に違いはありますが、犬の世界でもいじめが起こることがあります。

犬の世界でもいじめが起こる理由は、「本能」と「社会的なルール」があるからです。

犬は群れで生活をする動物です。本能的な部分で考えると、群れの中には必ず上下関係が存在します。

群れの中で誰が上で誰が下なのか、順位付けをするための過程で、特定の犬に対して強く攻撃をしたり、強く追い払ったりすることがあります。

このような行動を人間が見たとき、「いじめをしているのではないか」と感じられてしまうことがあり、犬の世界でもいじめが起きると捉えているのです。

しかし、これは犬にとってはいじめではありません。犬はいじめとして捉えていません。

犬の本能による自然な行動であり、群れの秩序を保つため、群れの安全を守るための自然なコミュニケーションなのです。

「これはいじめだ!」「やめさせなければ!」と人間が介入してしまうと、犬同士の秩序が乱れてしまったり、上手くコミュニケーションをすることができなくなってしまったりすることがあります。

犬同士の嫌がらせを防ぐために飼い主ができること

柴犬3匹

1.見守りつつ止めに入る判断をすること

多頭飼いである場合、喧嘩やいじめのような行動が見られるかもしれませんが、飼い主は見守ることが大切です。

飼い主としては、「愛犬の間での上下関係は必要ない」と考えるかもしれませんが、犬の本能としては、お互いの秩序を保つため、上下関係を築こうとするのです。

もしも「咬みついて放さない」「相手が怪我を負う」ということが起きてしまった場合では、コミュニケーションではなく、喧嘩や争いである可能性が非常に高いため、止めに入るべきと判断してもよいでしょう。

2.近づいたり接触させたりしないこと

威嚇する茶犬、驚く黒犬

他犬同士である場合、ドッグランなどの環境では、相性の悪い犬同士で、喧嘩やいじめのような行動が見られることがあります。

愛犬が特定の他犬ばかりを繰り返し威嚇したり、他犬が愛犬ばかりを執拗に追いかけ回したりすることがあります。

いじめであると判断することは非常に難しいのですが、このような状態が続いてしまうと、犬は強いストレスを感じます。

嫌な経験から、他犬に対して萎縮するようになってしまったり、他犬に対して攻撃的になってしまったりすることがあります。

「あの子とは相性が悪いな…」と判断したときは、お互いに近づかせない、接触させないようにした方がよいでしょう。

3.放置しないこと

「犬同士が決めることだから…」と、放置してしまうことがあります。

確かに犬同士のことですし、犬の本能を考えると、自然な行動です。しかし、家庭で暮らす犬は野性で暮らす動物とは違います。社会性を持って暮らさなければなりません。

「全ての犬と仲良くできなければならない」ということでは決してありませんが、他犬を威嚇したり攻撃したり、争うようなことがないようにするべきです。

トリミングサロンを利用するとき、動物病院を利用するとき、ドッグランを利用するとき、そして安全に楽しくお散歩をするためにも、いじめのような行動はさせてはならないのです。

まとめ

柴犬、頭を甘噛み

犬同士の嫌がらせを防ぐために飼い主ができることを3つ解説しました。

  • 見守りつつ止めに入る判断をすること
  • 近づいたり接触させたりしないこと
  • 放置しないこと

犬の世界でもいじめのような行動が起こることがあります。そのほとんどは、犬の本能的なやり取りの一部です。

適度であれば見守っても大丈夫です。過度な行動であると判断したときは、飼い主が介入することも必要です。

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