バレー元日本代表“ゴリ”こと清水邦広(39)が今季での現役引退を発表「30年間、夢のような景色を」ファンに感謝

バレーボール男子の大阪ブルテオンは24日、オポジットの清水邦広(39)が今季限りで現役を引退することを発表した。引退セレモニーはチャンピオンシップ・セミファイナルの勝敗が決定する5月10日、もしくは11日の試合終了後に行われ、2025-26 OSAKA BLUTEON CLUB感謝デー5月20日でも行われる予定。
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清水はチームを通じて「約30年間、コートの上で走り続けてきました。パナソニック パンサーズ、そして大阪ブルテオン。このチームで過ごした時間は、自分の人生そのものであり、何よりの誇りです」とコメント。ファンに向けて「30年間、夢のような景色を見せていただき、本当に、本当にありがとうございました」とメッセージを寄せた。
2009年にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に入団し、強烈な左腕から繰り出されるスパイクを武器に、最高殊勲選手賞2回、敢闘選手賞3回、ベスト6を6回と、数々の国内タイトルを獲得。圧倒的なパワーと、コート上で吠えるような熱いプレースタイルで“ゴリ”の愛称でバレーボールファンから親しまれた。現在、選手としてだけでなくコーチも兼任。今季の出場は1試合のみとなっている。
■コメント全文
今シーズンをもって、現役を引退する決断をしました。
今年で40歳。10歳から始めたバレーボールとともに、約30年間、コートの上で走り続けてきました。パナソニック パンサーズ、そして大阪ブルテオン。
このチームで過ごした時間は、自分の人生そのものであり、何よりの誇りです。
ここまで続けてこられたのは、一番近くで支えてくれた家族、子どもたち、ともに戦ってきたチームメイト、スタッフの皆さん、そして、どんな時も変わらず応援し続けてくださった皆さんのおかげです。
苦しい時、思うようにいかない時も、皆さんの声に何度も何度も背中を押してもらいました。
本当に感謝しています。
ここ数年は、膝の状態が決して良いとは言えず、思うようにプレーできない時間も増えていきました。後輩たちには迷惑をかけてしまったと思っています。
それでも、このチームで、この仲間と戦えた日々、そしてコートから見た景色は、何にも代えられない一生の財産です。「勝ちたい」「もっと上手くなりたい」その気持ちだけは、最後まで変わることはありませんでした。
そして、大阪ブルテオンはこれからも前に進み続けます。
選手たちは、結果を出すために、家族との時間や自分自身を削りながら、日々本気で戦っています。その姿をこれからも支えていただけたら嬉しいです。
皆さんの応援が、確実に力になります。
頼もしい後輩たちがいます。
これからも最高で最強のチームを築いてくれると信じています。
引き続き大阪ブルテオンへの熱い応援を、よろしくお願いします。
30年間、夢のような景色を見せていただき、本当に、本当にありがとうございました。
バレーボールを愛する全ての皆さまへ、心からの感謝を込めて。
【清水邦広(しみず・くにひろ)】
1986年8月11日生まれ、39歳。福井県出身。
福井工大福井高校〜東海大学〜2009年にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に入団。強烈な左腕から繰り出されるスパイクを武器にルーキーイヤーにチームを2年ぶりの優勝に導き、最高殊勲選手賞、スパイク賞、ベスト6を獲得。
日本代表では“ゴリ”の愛称で親しまれ、エースとして2008年北京五輪に出場。2018年には右膝の選手生命を脅かす大怪我を負うも、1年半に及ぶ壮絶なリハビリを経て復帰を果たし、2021年の東京五輪に出場。男子バレー29年ぶりのベスト8進出に貢献した。