「残らないよう燃やし尽くしてやる」旭山動物園の男性職員が妻を脅していた可能性…焼却炉などから遺体は見つからず 旭川市長「今週中に開園」【news23】
北海道の人気動物園で起きた前代未聞の事態。警察に事情聴取されている30代の男性職員が妻に「残らないよう燃やし尽くしてやる」などと脅していたとみられることがわかりました。
以前から妻に「燃やし尽くしてやる」と脅迫か
旭川市民
「友達とも『動物園久々に行きたいね』と話をしていて。動物園でそういうこと起きるんだなと、すごい驚きだった」
「怖いですよね。地元でそういう“事件”があるのは。平和な街であってほしい」
北海道旭川市にある旭山動物園。動物本来の動きが楽しめる「行動展示」が大きな特徴で、2025年度は130万人以上の観光客が訪れました。
その旭山動物園で働いている、男性職員(30代)の妻が以前から行方不明になっていました。
先週23日(木)、警察の任意の事情聴取に対し男性職員は、「旭山動物園の焼却炉に妻の遺体を遺棄して燃やした」というような趣旨の話をしたと言います。
警察は、焼却炉がある旭山動物園内の動物病院などを捜査。しかし、4日経った27日も焼却炉などから遺体は見つからず、妻の安否は確認されていません。
現場の焼却炉について、動物園を運営する旭川市は「死んで解剖した大型動物などを処理するために使われています」と言います。
捜査関係者によりますと、男性職員は“妻の遺体を焼却炉で数時間燃やした”という趣旨の供述をしているほか、以前にも妻を「残らないよう燃やし尽くしてやる」などと脅したとみられています。
男性職員と妻の関係性。それは、家庭の中と外で大きく違っていたかもしれません。
近所の人「仲が良い夫婦」 警察への相談は無いが…妻は親族に「脅迫され怖い」
近所の人
「バーベキューやっていたよ。(夫婦は)仲いいよ、友達呼んでワッーとやる人だから。(報道に)ビックリしちゃった」
男性職員と妻は2人暮らしだったといいます。
近所の人
「ご夫婦の印象は仲良かったです。いつもお休みの日には歩いていた。旦那さんは感じのいい人だよ」
警察によると、夫婦をめぐる警察への相談歴は現時点では無し。しかし妻は、親族に「夫から脅迫を受けていて怖い」と相談していたそうです。
妻の姿が最後に確認されたのは3月30日。その後は行方不明となり、勤務先は無断欠勤の状態が続いています。
妻の行方について男性職員は、“遊びに行っている”などと説明していました。
近所の人
「4月7日に『母さん(妻)は?』と聞いたら、(男性は)『東京行った』と」
捜査が続く旭山動物園 予定から2日遅れ5月1日に開園へ
男性職員は死体遺棄の疑いで任意の事情聴取を受けていて、妻を殺害したことをほのめかしているといいます。
警察の捜査が続く旭山動物園は、現在夏の営業に向け休園中。動物園を運営する旭川市の市長は27日の夕方にコメントを出し、予定から2日遅れるものの、今週中に動物園を開園するとしました。
動物園を運営する旭川市長
「捜査への協力を行う中で、例年どおり皆様をお迎えするための準備に今しばらく時間を要する状況となっております。5月1日の開園に向け準備を進めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」