りくりゅうが引退会見 冒頭から涙の木原に三浦「泣かないで」引退決意は「オリンピック終わった時点で」今後はプロとして活動

■フィギュアスケートペア 三浦璃来&木原龍一 引退会見(28日、東京都内)
ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケートペアで金メダルに輝いた“りくりゅう”こと、三浦璃来(24、木下グループ)と木原龍一(33、木下グループ)が28日、引退会見に臨んだ。冒頭から涙を流した木原に三浦は「泣かないで」と笑顔を向けた。
純白のスーツに身を包んだ三浦は「私達は結成当初からたくさんの方に支えていただき、これまで走り抜けることができました。本日は、支えていただいた全ての方に感謝と、私達の競技についての思いをお話できれば」と、笑顔で語った。
グレーのスーツに身を包んだ木原は「僕自身、何か特別な力を持ってるスケーターではなかったと思うんですけれども、困ったときにいつも助けてくださる方々が僕たちの周りに
いっぱいいました。その方々のおかげで、自分たちはここまで来ることができました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
引退を決めた理由を「(ミラノ五輪の)ショートであのスタートになってしまったときは、このこのままでは終われないっていう思いから、あともう4年やるかっていう話をしていた」と三浦。続けて「フリープログラムでは、自分たちを積み重ねてきたものを信じて、全てを出し切ることができたので、もうすごくやりきった思いがあったので、オリンピックが終わった時点で引退することも、もう決めていました」と、明かした。
今後はプロとして活動する。木原は「今年中にいろんなところをまわってペアの技をお見せしたい」と語った。
りくりゅうは17日、自身のSNSに「この度、三浦璃来と、木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました」と引退の意向明かし、今後は「これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます」と記した。
25日に行われたミラノオリンピック・パラリンピック日本代表選手団の応援感謝パレードにも2人揃って参加。パレードの途中で木原が三浦をリフトで持ち上げるパフォーマンスを披露すると、大観衆から大きな歓声が上がった。
りくりゅうは2019年にペアを結成し、22年にグランプリファイナルを初優勝。23年と25年の2度世界選手権を制した。26年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックでは、団体戦でショートプログラム(SP)、フリープログラム(FP)ともに自己ベストをマークし日本の銀メダルに貢献。個人戦ではFPで世界歴代最高得点となる158.13点を叩き出し、SP5位からの大逆転劇で、オリンピック同種目日本史上初の金メダリストとなった。