GWも警戒を!各地で出没する“春のクマ” …約1.5m・86kgの個体「緊急銃猟」も 京都や日光などの観光地では「クマ対策」迫られる【news23】
4月に入り、相次いでいるクマの目撃情報。富山市では住宅地に出没したクマが4月30日、緊急銃猟により駆除されました。そして、京都や日光でも「春のクマ」が出没。ゴールデンウイークの観光地でも対応が迫られています。
【写真で見る】「クマいた!」渓流釣りをしていた男性が撮影 各地に出没で人身被害も
「あすは我が身」冬眠明けのクマが各地で目撃
冬眠から目覚め、出没し始めた“春のクマ”。山梨県で4月、渓流釣りをしていた男性が撮影しました。
撮影者
「びっくりした、目の前にいたよ」
人身被害が過去最多に上った2025年のように、今年(2026年)もクマが市街地などで目撃されています。
4月29日夜には、人が襲われる被害も。午後7時半すぎ、富山市で40代の女性がクマに顔などを引っかかれ、けがをしました。
富山市などによりますと、女性は犬の散歩をしていた際、そばにあった用水路から突然出てきたクマに襲われたといいます。女性の夫は…
襲われた女性の夫
「この子(飼い犬)がクマに吠えるから、吠えて(クマは)深追いせず逃げていったみたい。やっぱり他人事だと思っていたが、“あすは我が身”ですね」
2026年に入っては富山県内初となる、クマによる人身被害。現場近くの小中学校は登校時間を遅らせ、保護者による送迎を呼びかける対応をとりました。
警察や猟友会は、4月30日の朝からクマの捜索を開始。そして午後1時前、「緊急銃猟」の許可を受けた猟友会が12発、発砲。クマ1頭を駆除しました。
駆除されたクマは推定7歳のオスの成獣で、体長は約150センチ、体重は86キロだということです。
大型連休の港にクマ 釣り人ら約100人が避難
冬眠明けのクマは、エサの多い春は山で生活を送るとされていますが、今年は一部が「人里」へと下りています。
秋田市の港にあるパイプラインを歩くクマ。4月30日、体長・約1メートルのクマが出没し、大型連休中に詰めかけた約100人の釣り人らが避難したといいます。
大型連休でさらに賑わいを見せる京都では…
記者
「清滝川という川なのですが、この川沿いでクマが目撃されたといいます」
警察によりますと、28日、京都市にある景勝地・清滝川沿いの路上でクマ3頭が目撃されました。
南部の木津川市で、2025年に初めて出没が確認されるなど、京都でもクマの脅威が迫っています。観光客からは不安の声が。
大学生
「怖いですね…。ここら辺、言われたら確かに山かもしれない」
夫婦
「(Q.車で少し行った場所でクマが出た)えーっ!ちょっと怖いね」
首都圏に近い観光地、栃木県・日光市。4月、クマの目撃情報が3件寄せられています。2024年は、中禅寺湖など観光名所の周辺でクマの目撃や被害が相次ぎました。
市内のホームセンターは、春としては異例の「クマ対策グッズ」の特設売り場を設置。商品を手に取る客もいました。
ホームセンターカンセキ今市店 鈴木博文 店長
「(去年同時期比で)150~200%くらい売り上げで現在、推移している。(クマに)いつ自分も遭うかわからないし、お客様もいつ遭うかわからず非常に心配している」