トランプ大統領「憲法の精神に反する」戦争権限法の撤退期限を否定
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-05-02 03:08

アメリカのトランプ大統領はイランへの軍事作戦をめぐり、軍の撤退期限を定めたアメリカの国内法は「憲法の精神に反する」と述べ、法律に従う必要はないという考えを示しました。
アメリカ トランプ大統領
「これまで一度も適用されたことがなく遵守されたこともない。全ての大統領が憲法に反すると考えてきた」
トランプ大統領は1日、このように述べ、議会の承認を経ていない軍事行動を制限する「戦争権限法」は“憲法の精神に反する”と主張しました。
また、トランプ大統領は「我々は常に議会と連絡を取り合っているが、誰からも指摘はされなかった」などと語り、この法律に従う必要はないという認識を強調しました。
アメリカの「戦争権限法」は議会承認のない軍事行動に関して原則60日以内に軍を撤退させるよう義務付けていて、イランへの軍事作戦については5月1日がその撤退期限とされています。
一方、トランプ大統領は1日、連邦議会に対し書簡を送り、2月28日に始まった敵対行為は「終結した」と通知しました。「停戦が始まった4月7日以降、アメリカ軍とイランの間で交戦は発生していない」と主張しています。
ただ、野党・民主党からは「アメリカ軍による海上封鎖は継続的な戦争行為そのものだ。トランプ大統領は法律に違反し、アメリカ人を裏切っている」などと批判の声があがっています。