視聴者の声~「ユニバーサルデザイン」への反響~【調査情報デジタル】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-05-23 08:30
視聴者の声~「ユニバーサルデザイン」への反響~【調査情報デジタル】

テレビ局には番組を観た視聴者から様々な声が寄せられる。TBSテレビの「視聴者センター」(カスタマーサクセス室所属)は、こうした声を集約し番組制作の現場にフィードバックさせるのが仕事だ。担当者が寄せられた“声”の一端を紹介する。

今回は、TBSが取り組んでいる「ユニバーサルデザイン」への反響についてお伝えします。 

この取り組みは、視聴者からの「配色が見づらい」「文字が読みにくい」といったご意見・ご要望に応えようと始まったもので、放送では、「誰にでも見やすい文字の使用」や「色覚の多様性に配慮した配色」といった形で取り入れてきました。

昨年は、「Nスタ」がリニューアルした際にユニバーサルデザインを取り入れたことへのご意見を取り上げましたが、今年に入って昼ニュースの枠などで新たな対応を実施しました。赤と緑、ピンクとグレーなど特定の組み合わせが見分けづらいと感じる、色覚に特性を持つ方、加齢や病気による目の変化で文字が読みにくくなる方にも情報が伝わりやすいように仕様を見直しました。

具体的には、緊急時の速報、ニュース項目の冒頭タイトル、画面右上の見出しや天気画面などに、色覚の多様性に配慮した配色を採用しました。また画面の下半分に表示する文字の大きさについては、通常視力の方も含めて「みんなが」読みやすいサイズである、従来の1.3倍を目安にするなどの工夫をしました。

こうした変更に対して、早速、取り組みを評価しつつ、さらなる改善を求める貴重な声がいくつも届きました。

「ユニバーサルデザインを取り入れたテロップは、文字が大きくなり認識しやすくなりました。さらに改善してほしい点があります。一部のテロップでは文字が大きくなったことで横幅が狭く表示されている箇所があり、かえって読みづらさを感じることがあります。太さは変えずに使っていただけたらと思います」(30代男性)

もう一件、別の方からも色の配置について要望が届きました。

「障害者でも見やすいユニバーサルデザインの表記に変更されたと思います。ただ、私は濃淡でしか認識できません。色がくっきりとわかるようにしてほしいです」(30代男性)

変更に気づいて要望を送ってくださる方がいることは、こうした取り組みを進めている現場にとって、「届いている」という大きな手応えとなり、励みになります。

放送以外にも様々な取り組みがあります。例えば『バナナマンのせっかくグルメ!!』の公式HPやSNSでは、飲食店の紹介に「アクセシビリティ情報」を併記していますが、こちらにも応援の声をいただきました。

「公式HPやSNS内で、飲食店情報とあわせて車椅子で来店できるかどうかを掲載してくれるテレビ局はなかなかないので、すばらしいと思います。これからも続けてください」(40代男性)

番組を見て興味を持った方が、実際にその情報を活用する段階でも障壁を感じることのないよう、こうした多角的なユニバーサルデザインの取り組みを拡大できればと考えています。

その際、皆様からの声にしっかり耳を傾けていきたいと考えていますので、今後もお気づきの点など、ご意見をいただけたら幸いです。 

〈執筆者略歴〉
浜崎 由佳(はまざき・ゆか)
1995年TBS 入社。
ラジオ局、報道局、事業局などを経て、編成考査局。現在カスタマーサクセス室長。

【調査情報デジタル】
1958年創刊のTBSの情報誌「調査情報」を引き継いだデジタル版のWebマガジン(TBSメディア総研発行)。テレビ、メディア等に関する多彩な論考と情報を掲載。原則、毎週土曜日午前中に2本程度の記事を公開・配信している。

  1. 夜間・休日の子どもの急な病気 病院に連れていくべき? 迷ったら「#8000」 アンパンマンが厚生労働大臣を表敬訪問 広報活動起用から10周年
  2. ゲームをする男性に『構ってほしい』と邪魔をする犬→絶対に集中できない『微笑ましい攻防戦』に反響「好き好き攻撃スゴいw」「嬉しさ隠せてない」
  3. 「5年以内に防衛力の変革を」 自民、安保3文書改定に向け提言とりまとめ
  4. 旭川・女子高校生殺害事件 内田梨瑚被告(23)が初公判で否認 暴行監禁し橋から川に落として死亡させた罪に問われる
  5. 【 嵐ラストライブ 】STARTO社が5・31ツアー最終日『東京ドーム公演』に関する注意事項を発表(全文)
  6. 機動隊員の頭を叩き公務執行妨害の疑いで逮捕された中核派活動家の60代男性を不起訴 東京地検
  7. 夏の電気・ガス料金負担増加 東京・品川区では独自の補助4000円も 自治体独自の補助は全国的にも珍しい取り組み
  8. 6歳の女の子に『叱るフリ』をした結果→近くにいた犬が勘違いをして…放っておけなくて見せた『健気な行動』が13万再生「最高の姉」「可愛い」
  9. 東京・銀座で“刺激臭”通報、26人体調不良 「GINZA SIX」で外国籍らしき人物がけんかし“催涙スプレー”のようなものまいたとの情報も
  10. “ポケカ輸送車”から3400万円相当のカード盗んだか 輸送請負会社の元社員ら2人逮捕 相次ぎ狙われるポケモンカード…闇バイト・マネロンも警戒
  1. 「殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」内田梨瑚被告 監禁罪については認めるも殺人などの罪を否認【旭川女子高校生殺害事件】
  2. 東京・銀座で“異臭” 体調不良26人・19人搬送 「GINZA SIX」内で男がスプレーまいたか “外国籍とみられる人物同士がけんか”との情報も 傷害事件として捜査
  3. 【佐藤ありさ】 2児の母で37歳モデル サッカー元日本代表・長谷部誠さんの妻 子どもと手をつなぎ近況を報告
  4. 岸明日香、シャツから胸元見せの美ボディショット公開!「めっちゃ大人の色気」
  5. 【 中川翔子 】 離乳食ストック作りに奮闘 双子の「GUCCIのTシャツ」姿も公開
  6. 「オルツ」粉飾決算事件 金融商品取引法違反の罪に問われた元幹部2人 懲役3年・執行猶予5年の有罪判決 法人としての「オルツ」に罰金3億円 東京地裁
  7. 「旅行に誘われた」突然失踪した中国人男性… 「詐欺グループに捕らわれている」と訴える母親がとった行動とは… 日本人も狙われる人身取引【news23】
  8. 【 JOY 】「酷過ぎません?」“宅配ピザ” 箱を開けて驚愕  写真添えて「逆に興奮してきたからこれからも頼み続けるわ」
  9. 小さい男の子が『プールで浮き輪に乗った』結果→大型犬が『溺れている』と勘違いして…まさかの光景が22万再生「頼れる兄貴」「ウルウルした」
  10. AI時代の子どもを守る法教育を考える
  11. 後藤真希、シースルー衣装姿の美スタイルショット公開!「爽やかでエレガント」
  12. 長友佑都「彼に最高の代表を残したい」落選の三笘へ思い語る 森保J、“最高の景色”へ始動【W杯日本代表合宿】