“ホルムズ危機”で党首討論 予算成立わずか1か月で補正予算検討へ… 3兆円規模案浮上で財源は?「できる限り特例公債の発行を抑制」【サンデーモーニング】

今国会初めての党首討論では、過去最多6人の野党党首が高市総理と議論を交わしました。最大の争点は、イラン情勢を受けた補正予算の編成とその財源についてでした。
今国会初の党首討論 イラン情勢について論戦
中道改革連合 小川淳也代表
「破壊力のある笑顔にやられそうなんですが、ちょっと心を鬼にして厳しいお尋ねをいたします」
本来はこの国の将来像や進路について、与野党トップが議論する場とされている党首討論。しかし実際は、イラン情勢による国民生活への影響についての論戦となりました。
中道改革連合 小川代表
「建設や医療現場、農業をはじめとした供給サイド。これは、資材の入手困難、価格高騰、納期の遅れ、資金繰りの悪化、人件費の高騰、あらゆることで苦しんでいます」
高市総理
「いま供給サイドを強くするために、⺠間の金融機関にも協力を要請しております。そして、様々な現場で目詰まりが起きている。手元に足りているはずのナフサが届いていない。そういった状況も十分に把握をしています」
こうした状況を打破するため高市総理は、経済対策の裏打ちとなる補正予算案の検討を明らかにしましたが、野党側はその“指示の遅さ”を指摘しました。
「先手打つべきだった」予算成立わずか1か月で補正予算検討に...
中道改革連合 小川代表
「経済対策の指示は若干遅れたのではないか」
高市総理
「私は指示が遅れたとは思っておりません」
中道改革連合 小川代表
「予算は12月に編成したもの、イラン攻撃は2月」
そもそも当初予算案を審議中だった3月...
中道改革連合 赤羽一嘉 副代表(3月 衆・予算委員会)
「(イラン攻撃は)短期間に私は収束しないというふうに思いますので、このことについて、もう一度、予算のあり方を検討すべきではないでしょうか」
高市総理(3月 衆・予算委員会)
「既に政府としては、特にガソリンの価格など、打てる対策について検討しています。予算の組み替えなどを伴うものではありませんが、しっかりと対応してまいります」
時間のかかる“当初予算案の組み替え”を求めた野党側に対し、年度内成立を目指していた高市総理はこの提案を拒みました。
しかし、予算成立からわずか1か月のタイミングで結局、補正予算を検討することに。組み替えに応じなかった理由について高市総理は…
高市総理
「あの時(3月)は、それ(当初予算案組み替え)で令和8年度予算の執行が遅れると、様々な施策が止まってしまう。これは大変大きな影響を与えるわけです」
中道改革連合 小川代表
「今年度の予算はイラン情勢の前に作られたものですから、極めて先回りをして先手を打つべきだった」
“3兆円規模”案浮上の補正予算案 財源は...?
補正予算案は3兆円程度とする案が浮上していますが、その財源については...。
国民民主党 玉木雄一郎代表
「いま⻑期金利が上がっているので、できるだけ新規の国債発行に頼らない補正予算にすべきだと思います」
「債券市場が非常に微妙な段階にありますから、新規の国債に頼らずに、税外収入でこれをしっかり賄っていくことは可能だと思うので、ここもあわせてぜひご検討いただきたい」
「赤字国債に頼る補正予算は適切ではない」と指摘する野党側。
高市総理はこうした主張を受け...
高市総理
「できる限り特例公債の発行を抑制しながら、しっかりと国⺠の皆様の生活、そして事業を守っていきたい」
赤字国債を増発することなく、補正予算を組むことはできるのでしょうか。