GSMA Intelligence、通信事業者が2026年ワールドカップの真のゲームチェンジャーとなる可能性を指摘

2026-06-12 04:00

ロンドン, 2026年6月12日 /PRNewswire/ --GSMA Intelligenceの最新報告書「Insight Spotlight」では、カナダ、メキシコ、米国で開催される2026年FIFAワールドカップ(2026 FIFA World Cup)が大きな事業機会をもたらすことで、モバイル通信事業者が堅牢で高容量な接続環境を提供できるようになるだけでなく、新たな企業向けサービスの実現や消費者体験の向上が可能になることについて解説しています。スタジアム、ファンゾーン、空港、開催都市で通信トラフィックの急増が見込まれることから、各事業者は、スモールセル、分散型アンテナシステム(DAS)、ミリ波、Wi-Fiアクセスポイント、仮設基地局、バックホールのアップグレード、追加の周波数帯などを含む、5Gネットワークの高密度化に向けた投資を進めています。

本報告書は、その機会が基本的な通信エリアの提供をはるかに超えていると論じています。企業顧客やイベント主催者にとって、プライベート5G、エッジコンピューティング、IoTといった技術は、放送、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)システム、公共安全、群衆管理、デジタルサイネージ、ネットワーク接続型カメラ、ドローン、救急車など、重要なイベント運営を支えることができます。米国の主要通信事業者が5Gスタンドアロンの展開を続ける中、同報告書は、ネットワークスライシングなどの高度な機能が、こうした差別化された接続サービスの多くを支えることになるだろうと指摘しています。

消費者向け分野でも、ワールドカップは新たな収益化の機会をもたらします。これには、海外からの訪問者向けのトラベルeSIMプラン、保証された通信速度、優先アクセス、低遅延といった機能を備えたプレミアム体験型料金プラン、さらにアプリのダウンロードや専用ハードウェアを必要としないライブ翻訳などのネットワークネイティブサービスなどが含まれます。GSMA Intelligenceは、こうした接続性を軸とした提案に対する消費者の関心が高まっていると指摘しています。

また、同報告書では、コンテンツ権利を必ずしも直接保有していない事業者にとっても、補完的な収益機会があると指摘しています。これには、公式放送局との提携から、XRやマルチアングル視聴といった没入型コンテンツや関連コンテンツの実現、さらには位置情報を活用した情報や、交通手段・会場アクセスを統合したファンジャーニーサービスの支援までが含まれます。総じて、本報告書は、2026年ワールドカップ(2026 World Cup)のような大規模なスポーツイベントが、通信事業者にとって、先進的なネットワークの価値を実証し、新たなサービスモデルを開発し、より広範なデジタル体験経済における自らの役割を強化するための重要な場となりつつあると結論づけています。

GSMA Intelligenceは、最近のLinkedIn投稿や、SpotifyYouTubeAppleAmazon Musicで配信中のポッドキャストを通じて、さらなる洞察を共有しています。

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