“生き埋め”強盗殺人事件 借金返済免れと口封じ目的か… ギャンブルで約8000万円損失 警察 2つの事件の解明に向け捜査 広島・三原市【サンデーモーニング】

同い年の友人を殺害した疑いで逮捕された男。男とこの友人は、別の殺人事件の共犯だったと警察は見ています。そして、男には8000万円ものギャンブルによる損失があったということです。
友人を“生き埋め”殺害 口封じ目的か
2026年4月、地面を掘り返す捜査員たち。この敷地内から男性の遺体が見つかりました。
6月29日、この事件の容疑者として逮捕されたのは、倉本幹太容疑者(29)。友人の徳田雅希さん(29)を重機で掘った穴に生き埋めにし殺害した疑いがもたれています。
徳田さんから700万円の借金があり、その返済を免れようとしたと見られているのです。
倉本容疑者は「私はしていません」と容疑を否認していますが、徳田さんとは別の関係も...
広島・三原警察署 河崎博文 署⻑
「被害者(徳田さん)は、東広島市で発生した殺人等事件の容疑者として捜査線上に浮かんだ人物でもありました」
別の殺人等事件の共犯の可能性 被害者との関係は?
2026年2月、徳田さんの遺体が発見された現場から約35キロ離れた東広島市で起きた殺人事件。
通報者(2月)
「夜2階で寝てたら呼び鈴が連打されたんで、そこで目が覚めて。何かあったのかと思って慌てて降りたら、『火をつけられた』という話を聞いた」
この事件で、リフォーム会社の経営者、川本健一さん(49)が首を刃物で刺され死亡。
警察は、倉本容疑者と徳田さんがこの事件の共犯とみていて、口封じの目的もあって徳田さんを殺害した可能性があります。
では、倉本容疑者と川本さんの関係は...
川本さんの会社を知る人
「(倉本容疑者は)将来的に役員を約束されていたみたい」
倉本容疑者は、川本さんの妻の甥にあたり、かつては川本さんの会社に勤務。将来は後継者にと、川本さんから目をかけられていた存在でした。
しかし...
着手金などをだまし取り…ギャンブルで8000万円損失
川本さんの会社を知る人
「会社内でトラブルがあった」
後継者と見込まれていたにもかかわらず、会社が請け負った工事の着手金などをだまし取るなどの疑いが持たれているのです。
殺人事件の後、詐欺などの容疑で逮捕され、立件された被害額は約1000万円。将来を約束された男が、なぜ会社を裏切ったのか。
捜査関係者によると、だまし取った金のほとんどはオートレースや競輪などのギャンブルに充てられて、1年間で失った額は約8000万円。
警察は金に困っていたことなどが事件の背景にあるとみて、2つの事件の解明に向けて捜査しています。