世界各国の『代表的存在』とされている猫種4選 各種のルーツや飼育のポイントまでご紹介

2026-07-09 17:00

「この猫、どこの国の出身なんだろう?」と気になったことはありませんか。実は猫種のなかには、その国を象徴する存在として親しまれ、人々の暮らしや歴史と深く結びついてきた猫たちがいます。ルーツを知ると、見慣れた姿やしぐさにも新たな魅力を感じられるかもしれません。今回は、世界各国を代表する4つの猫種をピックアップし、それぞれの歴史や性格、快適に暮らしてもらうための飼育のポイントをご紹介します。

1.タイを代表する優雅な猫「シャム」

シャム猫

青い瞳とすらりとした体つきが印象的なシャムは、タイを代表する猫として知られています。かつては王族や貴族だけが飼うことを許されていた特別な存在で、「月のダイヤモンド」と呼ばれるほど大切にされてきました。

シャムの魅力は、美しい見た目だけではありません。人とのコミュニケーションを好み、おしゃべり好きな性格の子が多いことでも有名です。

飼い主の後をついて歩いたり、何か要求があると大きな声で鳴いたりする様子は、まるで小さな子どものように感じられるかもしれません。

一方で、ひとりぼっちの時間が長すぎると寂しさからストレスを抱えやすい傾向があります。仕事などで留守にする時間が長い家庭では、帰宅後にたくさん遊ぶ時間を設けたり、自動で動くおもちゃを用意したりすると安心させられます。

2.ロシアが誇る気品ある猫「ロシアンブルー」

ロシアンブルー

ロシアンブルーは、ロシア北西部の寒冷地で自然発生したと考えられている猫種です。銀色がかった青灰色の被毛と鮮やかな緑色の目が特徴で、その上品な雰囲気から「微笑む猫」と呼ばれることもあります。

性格は比較的穏やかで、知らない人には慎重ですが、一度信頼した家族には深い愛情を示します。来客時には隠れてしまうのに、家族が座ると膝の上にそっと乗ってくるという姿は、ロシアンブルーらしい一面でしょう。

短毛種のため被毛のお手入れは難しくありませんが、密集した被毛は換毛期になると抜け毛が増えます。週に数回ブラッシングを行えば、美しい毛並みを維持しやすくなります。

また、静かな環境を好む傾向があるため、大きな音や頻繁な模様替えは苦手な子も少なくありません。安心して過ごせる隠れ場所を作ってあげることが大切です。

3.トルコの国宝ともいわれる「ターキッシュアンゴラ」

ターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラは、トルコ原産の歴史ある猫種です。長くしなやかな被毛と優雅な姿から、ヨーロッパでは貴族たちにも愛されてきました。

実は一時期、ほかの長毛種との交配が進んだことで純血種が減少し、トルコでは保護活動が行われた歴史があります。そのため現在でも、トルコでは特別な存在として扱われています。

見た目は気品があり、きれいなオッドアイを持つ猫もいます。性格は意外と活発で、高い場所へ登ったり、本棚の上やキャットタワーの最上段がお気に入りになることも珍しくありません。

飼育する際は、上下運動が十分できる環境を整えることが重要です。また、美しい被毛を保つためには定期的なブラッシングも欠かせません。毛玉ができる前にこまめにお手入れをすると、お互いに負担なく続けやすくなります。

4.アメリカ生まれの人気者「メインクーン」

メインクーン

メインクーンはアメリカ北東部で誕生した大型の猫種で、「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称でも親しまれています。

成猫になると体重が7~9kgほどになる個体もおり、一般的な猫よりかなり大きめです。しかし性格は温厚で、人やほかの動物とも比較的仲良く暮らせることが多いとされています。

寒さの厳しい地域で暮らしてきた歴史があるため、ふさふさした被毛と長いしっぽを持っています。冬になるとしっぽを体に巻きつけ、マフラー代わりに使うような姿が見られることもあるそうです。

大型猫は関節への負担がかかりやすいため、体重管理には気を配りたいところです。運動不足にならないよう、大きめのキャットタワーを設置したり、長めのおもちゃで遊んだりすると健康維持につながります。

まとめ

オッドアイターキッシュアンゴラ

猫種には、それぞれ生まれ育った土地の気候や文化、人との関わりの歴史が色濃く反映されています。

王族に愛されたシャム、静かな暮らしを好むロシアンブルー、国を挙げて守られてきたターキッシュアンゴラ、そしてアメリカを代表する大型猫のメインクーン。見た目だけでなく、背景を知ることで愛猫への理解はさらに深まるはずです。

猫を迎える際は憧れだけで選ぶのではなく、その猫種の性格や必要な環境が自分の生活スタイルに合っているかを考えることも大切でしょう。

ルーツを知れば知るほど、猫との暮らしはもっと楽しく、味わい深いものになりそうです。

関連記事

猫から『好かれる人』のタイプ5つ
猫が足を噛む6つの理由と対策
猫が大好きという気持ちを飼い主に伝える9つのサイン
『泣き出してしまった赤ちゃん』に……実家の猫が見せた『まさかの行動』が213万再生「大丈夫だよって言ってそう」「尊すぎてうるっときた」
ふと『炊飯器』を見たら→『猫』が炊けていて……思わず笑ってしまう『シュールな光景』に3万いいね「ふっくら炊けてるw」「炊飯器の精霊」

  1. 【台風情報】18号が沖縄に接近へ 雨のピークは水曜午前にかけてか 日田や熊本、久留米40℃、熊谷39℃予想と西日本~東日本で危険な暑さに【25日の天気】
  2. ママを無視する大型犬→仕方ないので『一人でお散歩行こうかな』と呟いたら…まさかの『態度の豹変』に「反応しすぎてて草」「理解してて賢い」の声
  3. プルデンシャル生命 新たに顧客から不正に金銭をうけとった疑いのある事案把握と発表 保険販売の自粛期間中に発生していた可能性
  4. うちの王様にはどうしても抗えない【第370話】「バンビ闘病記②」
  5. 【 GACKT 】「日本語って難しい。丁寧すぎる気遣いは、時に人を桃から遠ざける」 撮影現場での〝勘違い〟で「誰も手をつけられない桃が完成」
  6. 上信電鉄の踏切内で軽乗用車と電車が衝突 軽乗用車が踏切で立ち往生している時に衝突か けが人なし 群馬・高崎市
  7. 「効果のないものは原則廃止を」税優遇めぐり維新が“7000億円規模の即時廃止案”まとめる 各省庁に対し再検討求める考え
  8. 「搭乗口を通れてよかった」障がいのある子どもらを対象 全日空の訓練施設で「飛行機の乗り方」体験イベント 搭乗までの流れに慣れてもらうのが狙い
  9. 国語辞典に「Onigiri」掲載 パリで“おにぎり”ブーム パンの本場でなぜ? ランチ2700円の相場で1個500円の手軽さなどで人気に
  10. 鹿児島・鹿屋市で飲食店経営の女性(49)死亡 警察が殺人事件と断定、捜査本部を設置
  1. 「男性が殴られたようだ」農道で意識のない男子高校生(17)見つかりその後死亡 事件に巻き込まれたか 相模原
  2. 高止まりする東京23区のマンション価格 新たな選択肢に「一戸建て」も “価格の伸びが緩やか”
  3. 「東武建設」無線機を任意提出 4人死亡の東武列車事故 現場の指揮系統は?過去にも列車と作業員が接触する事故 栃木
  4. 【速報】東京・大田区池上でスイミングスクールのマイクロバスに乗用車が追突 バスに乗っていた小学生など14人けがなし 乗用車の運転手もけがなし
  5. 【 瀬戸朝香 】 自身の “不注意により”  第一腰椎骨折で一時休養を発表 「今は治療と療養に専念してまいります」 SNSで謝罪と報告
  6. 【 王林 】 スタイル抜群のドレス姿で「ファッション甲子園」オフショット公開 高校生から「生き方のヒントをもらう気がします」
  7. 【台風18号】空の便への影響は25日から 全日空すでに3日間の147便で欠航決める JALはあすの10便で欠航し影響が拡大の見通し 24日午後3時現在
  8. 【 離婚発表 】優木まおみ 去年 “母子留学” としてマレーシアに移住を報告 「私たちは夫婦という関係性を終え、新しい道を歩むこととなりました。」(発表全文)
  9. 子どもがいない女性を応援する「マダネ プロジェクト」
  10. 「ウクライナを忘れないで」ミサイルで左脚切断…10歳の義足新体操選手が来日 日本で伝えた平和への祈り
  11. 「通り魔のように10人くらいにぶっかけた」盗んだケチャップを70代女性にかけたとして男子高校生ら4人を逮捕 警視庁
  12. 100m 9秒32のボルト超え 中国・北京の「世界人型ロボット運動会」で次々と新記録 転倒や停止のハプニングも51競技で熱戦