都心は3日連続真夏日に…週末・週明けの暑さどうなる? 夏のセールに交差点…暑さで変わる夏の風物詩【Nスタ解説】
福岡県の太宰府で、今年の全国最高となる37.8℃を観測しました。
さらに週末は九州、来週は関東で39℃の予想が出ていて、いきなりの危険な暑さに注意が必要です。(2026年7月10日午後16時50分頃放送)
【写真で見る】地面は真っ赤 サーモカメラで見た野外イベントの会場
夏の風物詩「グランバザール」が中止に 暑さで“夏の常識”が変わる?
日比麻音子キャスター:
危険な暑さは、私たちの日常にも影響を及ぼしています。
全国15店舗ある大手商業施設「パルコ」が、約50年続く夏の大型セール「グランバザール」を2026年の夏、中止すると発表しました。
中止に至った背景には、“夏物の様子”が変わっていることがあげられます。
担当者によると「猛暑の長期化で夏物の売れる期間が延びた」といいます。
最近では、▼セールにしなくても売れるため、セールに参加しない店舗があったり、▼夏物が長く売れるため在庫を売り切る必要がなくなっているそうです。
また、SHIBUYA109も夏のセールを2週間ほど先延ばしにするということです。
山内あゆキャスター:
パルコの「グランバザール」は文化的な要素もあったので、夏の風物詩が一つなくなってしまうように感じます。
日比キャスター:
オンワード樫山の調査によると、夏服を12月まで着ていた人がいることが分かります。
【夏服 いつまで着ていた?】
調査:オンワード樫山 2025年7月28日~29日
9月:31.9%
10月:54.8%
11月:8.2%
12月:2.0%
6割以上が10月以降も夏服を着用。つまり1年の半分近くで夏服を着用していることになります。
「日陰が欲しい」自治体・学校で広がる日よけ対策
日比キャスター:
街中で、電柱の細い陰に人がずらりと並び、信号待ちをしているという様子を見たことはありませんか?
実はこうした信号待ちなどの道路での暑さ対策が、自治体では重要視されています。
数年前から暑さがより激化し、道路で熱中症になる人が増加。「対策を強化すべきほどの暑さ」と危惧をしてきました。
そうした中、東京・千代田区のJR御茶ノ水駅の交差点前には、6月1日~10月末まで日よけが設置されます。
千代田区によると、日陰になるようなビルが少なく日照時間が長いため、日よけの設置を決めたということです。日よけの有無で、体感温度が7℃も違うといいます。
さらに、学校でも対策が行われています。
豊島区立要小学校では7月1日、プールを覆う日よけの布(サンシェード)が設置されました。
2025年までは、水温が上がりプールを中止にした日もあったそうですが、日よけの設置により、2026年は前年よりも水温が3~5℃ほど下がったといいます。
学生や児童・生徒が安全に外で活動するために、こうした対策は必須となってきています。
「酷暑日」迫る暑さ 台風9号は11日(土)朝 沖縄に最接近
日比キャスター:
今後の暑さはどうなっていくのでしょうか。
森田正光 気象予報士:
今回の暑さには、実は台風9号も関わっています。そのため、西日本や東日本では、台風が存在している限り、暑さが続く見込みとなります。
11日(土)以降、40℃近い気温になるところもありそうです。
最高気温40℃以上の「酷暑日」という言葉は2026年に作られましたが、14日(火)ごろに初観測されるかもしれません。
日比キャスター:
今後、台風はどうなっていくのでしょうか。
森田 気象予報士:
11日(土)にかけて、石垣島と宮古島の間を通過していく見込みです。
台風9号の暴風域(風速25m/s以上)が直径600キロ以上もあります。
1時間に20kmの速度で進む予想なので、一度暴風域に入ると30時間以上もの長い間、暴風にさらされ続けることになります。
石垣島や宮古島は警戒が必要ですし、沖縄本島も注意すべき状況となっています。
日比キャスター:
雨と風の予想も見ていきます。
森田 気象予報士:
石垣島、宮古島、沖縄本島付近では、10日(金)午後9時前後には強い風が吹き始め、11日(土)の朝7時ごろに最接近して大荒れのピークを迎えることになります。
台風が抜けた後も、台風によって上昇した空気が日本列島へ向かって流れ込みますから、厳しい暑さは続くことになるでしょう。
日比キャスター:
6月から台風が続いていますから、安全にお過ごしいただきたいです。