ひみつ基地ミュージアムで企画展『鉄路と歩んだ人吉球磨』開催

にしき ひみつ基地ミュージアムが、令和8年7月18日(土)より、くま川鉄道の全線開通を記念した企画展『鉄路と歩んだ人吉球磨~富国強兵と戦火、そして復興~』を開催します。
企画展の目的と背景
本企画展は、地方の鉄道と地域社会の関わりを歴史的視点から紐解く試みです。明治・大正期の創生、戦時下の戦火、そして戦後の再生という3つの時代を通じ、国策としての鉄道が人吉球磨地域に与えた影響を検証します。また、令和2年7月豪雨災害からの復興を遂げた地域の鉄道の歩みを振り返るとともに、JR九州肥薩線の復旧に向けた機運醸成を目指します。
企画展概要:令和8年度くま川鉄道全線開通記念企画展『鉄路と歩んだ人吉球磨~富国強兵と戦火、そして復興~』
会期:令和8年7月18日(土)〜令和8年9月30日(水)
会場:ひみつ基地ミュージアム 多目的ホール(熊本県球磨郡錦町大字木上西2-107)
入場料:無料※企画展は無料でご覧いただけますが、ご入館(資料館の見学及び地下壕ガイドツアー)は別途料金がかかります。
展示の見どころ
第1章の「創生の時代」では、国防上の理由から山岳ルートが選ばれた肥薩線の歴史や、蒸気機関車の関連資料を展示します。第2章の「戦いの時代」では、軍事輸送の拠点となった人吉駅の役割や、戦火に翻弄された住民の記憶を写真や回顧録で辿ります。第3章の「再生の時代」では、近代化から観光列車、そして0系新幹線開発の背景にある海軍航空機技術の歴史に触れます。
主な展示品:機関車前照灯、尾灯、速度計、圧力計、運転レバー(小澤光二氏所蔵)、明治43年の時刻表(立山茂氏所蔵)、鉄道錦絵(多良木町所蔵資料)、「桜花」関連資料(宇佐市教育委員会所蔵)
付帯イベント
期間中には、ミニSL乗車体験を7月25日(土)、26日(日)に実施します。また、くま川鉄道「肥後西村駅」から資料館までの無料送迎バスを9月20日(日)〜23日(水・祝)の期間に運行します。
まとめ
本展は地域の未来を支える鉄道の重要性を再認識する場となります。令和8年9月20日にはくま川鉄道の全線運行再開が予定されており、地域の歴史と未来をつなぐ貴重な展示となるでしょう。