飼い主が『猫に振り回される幸せ』を実感する瞬間9つ マイペースな行動の心理や上手な付き合い方も
「また猫に振り回されてる」と感じながらも、なぜか幸せを感じてしまう飼い主さんは多いものです。この記事では、困ると思いつつもにやけてしまうような10選をご紹介。猫側の心理、対応のコツも紹介します。
「猫に振り回される幸せ」な9つのシーン

1.座ろうと思った場所を先に陣取られたとき
ソファや仕事の椅子、リビングチェアに座椅子など、飼い主さんの大切な居場所は、猫に狙われやすい場所でもあります。猫は人が使おうと思った場所を絶妙なタイミングで占領することがあります。
そんなとき多くの飼い主さんは、「無理にどかすのもかわいそう」と、自分が別の場所へ移動するのです。猫に遠慮しつつ「完全に猫中心の生活だな」と、笑ってしまう人も多いでしょう。
2.急いでいるときに限って甘えてくる
出かける直前や夕飯の準備で忙しいときにかぎって、猫が喉を鳴らしてゴロゴロと甘えてくることはありませんか?飼い主さんとしてはとても喜ばしいことです。「カワイイ!嬉しい!」と思って、つい「あと5分だけなら」と、予定を遅らせてしまうこともあるでしょう。
3.夜中や早朝に起こされたとき
通常は寝ている時間帯に、「お腹が空いた」「遊んでほしい」と起こされることがあります。また、通称「夜の運動会」で、布団の中で横になる飼い主さんのお腹を踏んづけていったり、朝方に猫が嘔吐する音で目が覚めたり…。本来は眠くてしかたないはずなのに、愛猫だと許してしまうから不思議なものです。
4.作業のジャマをされたとき
パソコンのキーボードの上に乗る、宿題のプリントの上で寝るといったポピュラーなものから、布団カバーを替えるときにジャレたり、家具の組み立て中に材料から降りてくれなかったり。まるで「私を見て」とアピールしているような姿に、つい手を止めてしまうこともあります。また、洗い終わった洗濯物を干そうとしたら、洗濯カゴの中で猫が寝ていて、カゴが使えなかったなんてことも…。
5.寝る場所を猫に支配されたとき
布団の真ん中や、枕の上など、本来は飼い主さんが横になる場所で、猫が堂々と寝ていることがあります。気持ちよさそうに眠る姿を見ると、起こすことができないという人も多いでしょう。しかも、添い寝をしたときには、人間の方が寝返りを我慢して寝違えてしまうこともあります。どんなに窮屈でも「一緒に寝てくれている」と思うと、幸せを感じてしまう飼い主さんは少なくありません。
6.水場を占拠されたとき
キッチンのシンクや洗面ボウル、トイレ蓋の上や風呂フタの上など、猫は意外と水回りを陣取ることが好きです。しかし、水回りとは、人間の使用頻度が高い重要な場所なので、人が使いたいタイミングで猫がくつろいでいると、「ちょっとどいてほしいな」と思いながらも、その姿がかわいらしくて、しばらく待ってしまいがちです。
7.おやつを食べていないふりをされたとき
ご家庭によって、おやつの回数が決まっていることも多いはずです。そんな中で猫は、飼い主さんの家族それぞれに「まだ何ももらっていません」と、声を出して訴えることがあります。既におやつをもらったことを知らず、うっかり追加であげてしまった経験のある人もいるのではないでしょうか。「また騙された!」と笑ってしまうのも、猫との暮らしならではです。
8.「ドアを開けて?」を叶えたのにスルーされる
猫は「部屋に入りたいよ」と鳴くときや、網戸越しにベランダを見ているときなど、飼い主さんにドアの開閉をお願いすることがあります。しかし、実際にドアを開けると、猫は意外とすぐ動かないこともあるものです。そんな猫の気まぐれに突き合わされても、「お願い」の声やポーズがあまりにもかわいくて、イライラなんてしないという人も多いですよね。
9.基本的に「猫中心」の生活
外出先でも猫のことを考えたり、家具や家電を選ぶときも猫目線になったり、気が付けばいつも、自分の生活の中心に猫を置いてしまうことがあります。これは、振り回されているというより、猫との生活を楽しんでいる感じではありますが、中心に猫がいてその周りを自分が回っているという構図は、『振り回される幸せ』といってよいでしょう。
猫がマイペースな行動をする理由

猫は気まぐれで自由なイメージがありますが、その行動には猫ならではの習性や心理が関係しています。
猫はもともと単独行動をする動物です。群れで生活をする歴史をもつ犬と比べると、猫は自分で狩りをして暮らしてきました。そのため「周りに合わせる」という本能がなく、自分の気分やタイミングを優先する傾向があるのです。
そして、猫がマイペースでいられるのは、今の家や飼い主さんなど、猫をとりまく生活環境に安心できているからです。本来猫は警戒心の強い動物ですが、信頼している人の前ではリラックスした姿を見せます。
だからこそ、飼い主さんの作業を妨げたり、自分の気分で甘えたりできるのです。一見、ワガママな行動にも取れますが、これは愛情表現のひとつと考えてよいでしょう。
そんなマイペースな猫と上手に付き合う方法は、猫のペースを尊重することです。くつろいでいる猫を無理に撫でたり、嫌がる猫を抱っこしたりするのは、猫にとってストレスになります。甘えてきたときにたっぷり応えて、ひとりで過ごしたそうなときはそっと見守るなど、飼い主さんが猫のペースに身をゆだねるスタンスが良い関係を築くヒントとなるでしょう。
まとめ

飼い主さんの生活に、スッと入りこんで、あっという間に自分のペースに包んでしまう猫。猫と暮らしていると「またやられた」「しょうがないな」と笑ってしまうシーンがたくさんあることでしょう。
実は、その思い通りにならないことも、猫と暮らす幸せの一つです。飽きることがなく、毎日ささやかな発見や癒やしを与えてくれるのも、猫と暮らす魅力といえそうです。
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