“暑い・献立・値上げ”夏のキッチン三重苦 猛暑を乗り切る「電子レンジ」活用術【Nスタ解説】
暑い日に、火を使った料理をするのは大変ですよね。
ほかにも令和のキッチンには、「三重苦」が潜んでいるそうです。
【写真で見る】「総菜」と「電子レンジ」活用で乗り切る“夏のキッチン三重苦”
夏のキッチン「三重苦」 1位は「火を使う調理(45.3%)」
山形純菜キャスター:
暑い夏は、台所に立つだけでも大変ですよね。夏のキッチンには「三重苦」と呼ばれるつらい現状があります。
成城石井が行った「酷暑時代のキッチン実態調査」によると、“夏のキッチン三重苦”には以下が入っています。
1位:火を使う調理(45.3%)
2位:献立を考える(44.4%)
→子どもの夏休みで昼食作りが負担に
3位:食材などの値上げ(41.7%)
→帝国データバンクによると、8月の値上げは1898品目
酷暑時代のキッチン 20分後には40℃前後に
暑い中でコンロを使うと、どれくらいキッチンが暑くなるのでしょうか。
夏の夕方午後4時ごろ、西日の差し込むキッチンをサーモカメラで撮影しました。
▼ガスコンロを使って5分後には、換気扇やコンロ部分がかなり暑くなっています。一方で、キッチンの壁の辺りなどには、それほど熱の広がりはなさそうです。
しかし、▼ガスコンロを使って20分後には、窓や換気扇、コンロと同様に壁の大部分があつくなっていて、40℃前後とみられます。
火を使うと蒸し暑くもなるので、なかなかキッチンに立つのは大変だと思います。
成城石井が行った「酷暑時代のキッチン実態調査」で「キッチンに立つ時間」を聞くと、「暑い日は料理したくない(15.3%)」が1位でした。
●料理したくない(15.3%)
●5分以内(4.9%)
●15分以内(22.3%)
●30分以内(37.6%)
●60分以内(11.3%)
●気にならない(8.6%)
野菜の下処理 実は電子レンジの方がお得?
レシピサイトでは、例年7月から8月をピークに「電子レンジ」という検索数が増え、その数は春ごろの約1.3倍だそうです。
資源エネルギー庁によると、野菜(100g)の下処理は、ガスコンロで茹でる場合と電子レンジで加熱する場合とを比べると、電子レンジの方が年間約1000円お得になるそうです。
そのため、電子レンジで調理するのはすごく良いのですが、電子レンジの悩みも聞かれました。
デリッシュキッチンによると、「電子レンジの悩み」として、以下のようなものがあげられています。
▼電子レンジの悩み
●1位:加熱ムラが心配(77%)
●2位:加熱時間の目安がわからない(61%)
●3位:おいしくできるか不安(47%)
「加熱ムラ」解決方法 おすすめは「平皿」
なぜ、加熱ムラが起きるのか。
東芝ライフスタイルによると、「電子レンジは食材の水分を振動させて加熱するので、水分が多いものは早く温まり、水分が少ないものは温まりにくい」ということです。
そのため、加熱ムラを防ぐには「平皿」がおすすめだといいます。平皿は食材の厚みを均一にできるため、熱の通り具合を均等にできるそうです。
一方で、深皿は食材の中央部分がすり鉢状に深くなってくるため、下の部分のみ熱が通りにくくなるそうです。
さらに、電子レンジの「自動温め」を使う際に深皿を使うと、食材の表面温度を感知しにくく、お皿のふちの部分で適温になったと勘違いしてしまうケースがあるということです。
冷凍食品などのパッケージには「温め時間」が書かれてますが、「600Wで1分30秒」と「500Wで2分」の場合、「500Wで2分」がおすすめだそうです。
パワーを上げれば上げるほど、水分量の多いところが熱くなり、ムラが出やすくなります。低い出力だと温度差が広がるのを抑えてくれるということです。