北アフリカのスペイン領セウタにモロッコからの移民流入 およそ5万人とスペイン内務省 海岸に多数の遺体も…伊・メローニ首相も懸念を表明 波紋広がる
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-08-01 01:13

過去24時間でおよそ5万人もの不法移民がアフリカ・モロッコからスペイン領セウタに押し寄せました。スペインのサンチェス首相は不法入国した移民の送還手続きを迅速化するとしています。
海を泳ぎ防波堤を上る人々。多くの人が次々と上陸していきます。
7月30日、大勢の移民がアフリカ・モロッコからスペイン領セウタに押し寄せました。
スペイン内務省は31日までにおよそ5万人もの移民が流入したと推定していますが、現地メディアは海岸などから43人の遺体が発見されているとしています。
事態を受け、スペイン政府は軍を派遣し警備に当たっていて、サンチェス首相は「不法に到着した移民の送還手続きを迅速化します」と明らかにしています。
一方、EUのフォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、「我々の規則を遵守しない者をEUに入域させることは許されない」と懸念を表明。
イタリアのメローニ首相も、この事態が「ヨーロッパの国境安全保障に対する具体的な脅威である」として、EUの「シェンゲン協定」で廃止された国境検査について、スペインに対して一時的に復活させる特別措置を検討していると明らかにするなどヨーロッパ諸国にも波紋が広がっています。